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シェイクスピアの小道


Which am I ?

 

さてここで、せっかくなのでシェイクスピアについて少しだけお勉強してみましょう。

お勉強の後に簡単なクイズもあります。

クイズの正解数で、あなたのS.Pメンバー度が計れます。

お試しあれ!

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知ってるつもり!?〜雑学編〜

シェイクスピアをぶっとばせ!〜10秒で読めるあらすじ編〜

恋のから騒ぎ〜恋の名セリフ集〜

−これだけ知っていればあなたもシェイクスピア通−
〜シェイクスピア基礎の基礎・人となり編〜

名  前

William Shakespeare(ウイリアム・シェイクスピア)

生 年 月 日

1564年4月23日(?)

 皮革商ジョン=メアリー・シェイクスピア夫妻の長男としてホーリー・トリニティ教会で洗礼を受ける。赤ちゃんが生まれて3日後くらいに所属する教会で洗礼を受けさせることが普通だったので、4月26日の記録が残っているウイリアム・シェイクスピアは4月23日生まれと考えられている。

亡くなった日

1616年4月23日(享年52歳)

 1564年〜1616年で「人殺しいろいろ」と覚えるそうです。生まれた日と亡くなった日が同じなんですね。埋葬の場所も同じくホーリー・トリニティ教会です。

生まれた場所

Stratford-upon-Avon(ストラトフォード・アポン・エイボン)

 Avonというのは川の名前で、町の名前はそこに由来しています。ホーリー・トリニティ教会もこの町にあります。当時はどこにでもある田舎町でした。左の写真はシェイクスピアの生まれた家です。現在は観光名所として見学出来ます。

結  婚

1582年11月27日 アン・ハサウェイと結婚。

 この時、シェイクスピア18歳、アンは26歳。年上がお好きなんですね。次の年には長女スザンナが生まれています。

劇 団 入 団

1587年 シェイクスピア23歳の頃に家族を残しロンドンに出て劇団に加わったとされます。1592年にはストレンジ卿一座により薔薇座で「ヘンリー六世」が上演されています。

作  品

 脚本としては全37作品あります。大きく分類すると歴史劇、喜劇、悲劇に分かれます。四大悲劇と称されるのは「マクベス」(Macbeth)、「ハムレット」(Hamlet)、「リア王」(King Lear)、「オセロ」(Othello)。これらの作品ができた頃、イギリスの繁栄を担ってきたエリザベス一世が死去(1603年)しています。

 詩としては1609年の「ソネット集」が有名ですね。

 シェイクスピア一番の謎は、その存在そのもの。シェイクスピアは片田舎の手袋職人の息子で大学にも法学院にも行っていないのに劇中であんなにも古典や法律の言及が登場します。そこで、当時の文人貴族フランシス・ベーコンこそがシェイクスピアである、いや、劇作家のクリストファー・マーロウだ、いやいや、シェイクスピアというのは一人の人間を指すのではなく、複数の劇作家の共通ペンネームだ…などと色々な説が飛び交っています。なんとシェイクスピアは女性だ!なんて説まで。  うーんミステリアス!皆さんはどう思われます?日本の「写楽」みたいで素敵ですね。

 

〜シェイクスピア全37作品リスト〜

歴史劇 喜劇 悲劇

1592

ヘンリー六世 第一部 Henry Y

1594以前

タイタス・アンドロニカス Titus Andronicus

 

ヘンリー六世 第二部 Henry Y

 

ヘンリー六世 第三部 Henry Y

 

リチャード三世 Richard V

 

恋の骨折り損 Love's Labour's Lost

 

ヴェローナのニ紳士 The Two Gentlemen of Verona

 

間違いの喜劇 The Comedy of Errors

 

じゃじゃ馬ならし The Taming of the Shrew

1594-1597

ロミオとジュリエット Romeo and Juliet

 

夏の夜の夢 A Midsummer Night's Dream

 

リチャード二世 Richard U

 

ジョン王 King John

 

ヴェニスの商人 The Marchant of Venice

1597-1603

ヘンリー四世 第一部 Henry W

 

ヘンリー四世 第二部 Henry W

 

ヘンリー五世 Henry X

 

から騒ぎ Much Ado about Nothing

 

ウィンザーの陽気な女房たち The Merry Wives of Windsor

 

お気に召すまま As You Like It

 

ジュリアス・シーザー Julius Casar

 

トロイラスとクレシダ Troilus and Cressida

 

ハムレット Hamlet

 

十二夜 Twelfth Night

 

オセロー Othello

1603-1608

尺には尺を Measure for Measure

 

終わりよければすべてよし All's Well that Ends Well

 

リア王 King Lear

 

アテネのタイモン Timon of Athens

 

マクベス Macbeth

 

アントニーとクレオパトラ Antony and Cleopatra

 

コリオレーナス Coriolanus

1608以後

ペリクリーズ Pericles

 

シンベリン Cymbeline

 

冬物語 The Winter's Tale

 

テンペスト The Tempest

1613

ヘンリー八世 Henry [

 

(参考「シェイクスピア手帖」大塚高信著、研究社、M.Holmsによる年表)

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*お詫びと訂正*  「シェイクスピアの小道」クイズの中に間違いではないかとのご指摘をいただきました。
1.四大悲劇についての問題文の箇所で、「リア王」を数えるところを「ロミオとジュリエット」を数えてしまった点。
2.シェイクスピアの詩の形式についての問題の文章および解説が曖昧で、シェイクスピア独自の“固有名詞”のように読み
取れてしまう点。
ご指摘の点はまさにその通りで、「ロミジュリ」は四大悲劇には入っていません。みなさんも間違えないようにしてくださいね。
あ、それを問題にしたらよかった。(後悔)
重要な箇所で間違えてしまい、また曖昧な表現で誤解を与えてしまう場合があったことをここに深くお詫び申し上げます。
勢いでクイズページを作ってしまったことがバレバレで、もうお恥ずかしい限りです。
すでに間違い箇所は訂正してありますが、他にもまた間違いがあればお教えいただければ幸いです。
この度は貴重なご指摘をありがとうございました。(00/08/24)

 

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