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第5話 ハリー・ポッターに逢いたくての巻


スイマセン、写真いいですか?

◆9と3/4番線からの旅◆

ここだ!ここだ!

  イギリス旅行会議の時に、「あのぉ…写真撮るだけでいいから、キングス・クロス駅ってとこに行ってみたいんだけどぉ…」というワタシの言葉に端を発し、「写真撮るだけでいいから」って連発してなんとか“ハリー・ポッター・ツアー”も行程に入れてもらうことにしました。これはまたあとで話すけど、これがまた予想外の大フィーバー!Oxford良いとこ、一度はおいで〜♪


ハリー君とハグリッドが歩いてたであろう渡り廊下が見えるね!

  「おぉ〜」…やっぱりヨーロッパの駅ってなんか絵になるなぁ。これが日常生活になったら、なんでもなくなるんだろうか?それだったら残念。
  写真左、ハリー君とハグリッドがカートを押して歩いてた渡り廊下みたいなのが奥に見えますね!わお〜!感激!で、写真右上の柱のところに突進して9と3/4番線に行くんだよねー。でも現実は…


殺風景

  ←こんな感じ。実際のKING'S CROSS駅の9番線と10番線以降は別棟…というか、取って付けたような掘っ建て小屋みたいなところにできてました。ココで9と3/4あたりに突進するのもなぁ…
だから、実際はやっぱり、4番線あたりの右上の写真あたりで撮影されたとかされてないとか。
  で、ココのkioskでブームにあやかり、実際に“ハリポタ・カエルチョコ”とか“百味ビーンズ”とか売ってたらしいんだけど、ワタシ達が行った時はちょうどブームの波の狭間で、それらしき商品は置いてありませんでした。ガックシ。で、文字通り、ココは“写真を撮るだけ”で満足して引き返しました。でも、映画で見ると、「ココ行ったもんね〜」と誰に自慢するでもなく鼻高々です。


プップカプー

◆ホグワーツに行こう!◆

とにかく天気が良くて気持ち良い   霧の摩周湖、もとい、雨のロンドン、なんて言いますが、ワタシ達もしっかりと旅行一日目に寒くて激しい雨の洗礼をしっかり受けました。え?ロンドンの雨ってこんなに寒いのーっ!?ってくらい。
  だから、このオックスフォードの日の気持ち良いくらいの快晴ぶりには、もうワタシ達それだけでも大感激。

本当に天気が良い クライスト・チャーチ   いざ、クライスト・チャーチへ。オックスフォードって街全体が学校?学校の中に街?とにかく街中にカレッジが点在します。その中でもワタシ達の選んだのはクライストチャーチ。そう、これも“ハリーポッター・ツアー”の一環。映画の撮影に使われたところなのであります。
広〜い中庭。クディッチでもできそう!   「ちょっと待ったぁ〜!」…ハイハイ、クライスト・チャーチは『ハリー・ポッター』よりももっと前に有名なものがあります。そう、『不思議の国のアリス』。作者のルイス・キャロルがクライスト・チャーチの数学教師だったんです。だから、クライスト・チャーチすぐそばにアリス・グッズいっぱいの“アリスズ・ショップ”なんてものもあります。お金持ちだったら、アリスのチェス・セットが欲しかったんだけどなぁ…チェスのルール知らないけど…だって、兵隊さんがあのアリスのトランプの兵隊さんなのよ!!!(←また病気が始まった)

商売づいてます。   でも、どのくらいクライスト・チャーチが『ハリー・ポッター』化しているかは右の写真でもおわかりでしょう。入り口に「ココが撮影現場です」って看板が立ってたんだもん。

見上げてばっかりいるとお登りさん?   でもまずは見てください、この大聖堂。雰囲気ええわぁ。おぉ〜と口あけて見上げてしまうワタシ達。なんかいつローブに身を纏ったホグワーツ生が現れてもおかしくないわ〜。 座るとこね ステンドグラスがキレイ



この階段!

  気分はもうホグワーツ生のワタシ。分かる?分かる?この階段!!! あの大ホールに入るためにハリー君達が上っていた階段よ!上ではマクゴナル先生が待っててさ!もう気分は盛り上がる盛り上がる!(このあたりから盛り上がっているのはワタシだけとなる…)

大ホール!   階段を上りきったそこはまさに!まさに!あの大ホール!!! かちお感激!!! もう今にもダンブルドア校長が出てきそう!感激のあまり、言葉も出ずに全身でその空気を吸い込む。
グリフィンドールの机はこの辺かしら?   ←グリフィンドール寮の席はこのあたりかしら?

ハリー君がクリスマスに座ってた暖炉?   →ハリー君がクリスマス休暇の時に座ってた暖炉はこれかしら?


アリスのステンドグラス ここは本当に食堂として使われているところ。でも、観光客にも見せてくれるってところがすごいよね。案内人のおじいちゃんが一生懸命“アリスのキャラの描かれているステンドグラス”を見せようとしてくれるんだけど、それが目的ではないワタシ達は上の空。

こんな回廊もなかった?   ←こんな感じの回廊も出てこなかったっけ?もうホグワーツの生徒になっちゃった気分!

プップカプー

◆ちゃんと普通の観光もしてます◆

町一番のビュースポット   すっかりホグワーツ生になって浮かれ気分でロックンロール♪なワタシ達は、今度は町一番のビュースポット、セント・メアリー教会へ。何をしに行ったかというと、塔に登るため。煙となんとかは高い所が好きって言うでしょ。13世紀に建てられた尖塔らしく、狭い入り口に「127段あります」(←英語で)と書かれてある。教会そのものは無料で入れるが、塔に登るのは£1.60。「127段、£1.60、127段、£1.60…」が頭の中でグルグル。せっかくここまで来たんだ、お金を払ってでも苦労を買おうじゃないか。

登って良かった!   階段は狭くて急で滑ったらゴロゴロゴロ…と行ってしまいそうなくらい古い。しかも小回り。まさに“ノートルダムのせむし男”住んでいそうなが階段で「こわいよう、こわいよう…」とワタシ。時々、降りてくる人とすれ違わなければならない。そんな時、このホビット族のようにこじんまりとしたワタシ達、便利です。壁の窪みにシュポッと入って降りてくる人をやりすごします。
  登るのに必死のあまり、写真を撮らなかったのが悔いが残るところ。でも、必死こいて登った価値はあった!どうよ、この景色→絶対、クディッチやってるわ、あそこ。

ぐるっと周って 見てみよう。 ガーゴイル   →ガーゴイルがあちこちに。装飾豊か。

  ちなみにこのオックスフォードが想像以上に良かったため、滞在予定時間を大幅にオーバー。旅行行程を変更することに。これが後に第2話 巻き巻き!シェイクスピアの故郷を訪ねて!の巻の原因になったわけで。

プップカプー

◆オックスフォードへのアクセス◆

  ・ロンドンPaddington駅から約1時間10分のOxford駅下車。
  ・ロンドン・ビクトリア・コーチ・ステーションからOxford行きのCity Linkコーチで約1時間40分。
  

プップカプー

※また思い出したら、書き足して行くかも※
katsuo3@yahoo.co.jp