Shakespare's Globeの建物的に言うと、裏口、というか、グルッと回りこんだ横の入り口にエキシビションの入り口があります。そこから入ってグローブ座内見学ツアーに申し込みます。出発時間が区切ってあって、その時間が近づくと鐘をガランガランと鳴らしてツアー出発口に集まるように呼んでくれます。 ワタシ達一向は時間までとりあえず展示場のほうをサラッと予習しておくことに。ぬおぉぉぉぉっ!!! まさにシェイクスピアリアンなら白飯で4,5杯はいけそうなくらい、半日は潰せそう!(←なぜ大きく一日と言わない?表示が英語だからか?)見て回ってると真ん中の広場になったところのステージでいきなりフェンシング練習(?)が始まるし、舞台メイクを施してくれる体験コーナーもあるみたいだし、なんだかワクワクしてくる。そうこうしているうちに見学ツアーの時間が近づいてきた。イソイソと集合場所に行って待つ。しばらくしてガランガランと鐘を鳴らして皆がワラワラと集まってきた。なんだ、時間を気にしてイソイソしなくたって呼んでくれたのか。(←実はここで初めて気付く。) そして英語で話してる内容が全て分かったような顔をして、ガイド役のお姉ちゃんについて行くといよいよグローブ座の内部へ。うぉぉぉぉぉぉ。感動。ここだよここだよぉ。映画『恋に落ちたシェイクスピア』みたいだよぉ。こうして舞台の天井とか見ると(写真2枚目)なんだか日本のお寺の屋根部分みたい。小学生時代に写生大会で地元の寺に連れて行かれて描くのが難しかった“あの”部分。天井画なんかも凝ってます。そして観客席部分の屋根は萱葺き。なんか和風、遠くない物を感じます。なんかガイドのお姉ちゃんの話では火事にならないようにスプリンクラーがちゃんと付いてるとかなんとか…フニャフニャフニャ。こんな見学者がワラワラといるのに、舞台の奥では着々と公演の準備が進められている模様。衣装なんかをダララーとハンガーに吊るして運んでた。さすが、屋根が開いてるというか、半屋外型舞台だけあって、けっこう寒い。そしてハトも知らずに入ってくる。知らずに入ってきて驚いて行き場をなくしてオロオロしてる様子まで見える。こんなとこ、雨の日とかカンカン照りの日とかどうやってるんだろう。 |
博物館・美術館等のショップもたいがい普通では売っていない面白い物が並んでいて、たいていそっちにいるほうが時間が長くなってしまうのですが、グローブ座内にあるショップはこれまたシェイクスピアリアンなら欲しくなるようなものがいっぱい。どうやって持って帰ろうか、ポスターなんかも売ってます。 ワタシが間違えてドイツ語のガイドブックを買ってしまったことは伏せとくとして、ポストカードやかわいらしいマグカップなどをお買い上げ〜。そこで見付けた物が写真下。オススメです。そう、シェイクスピア作品が年代順にビッシリと書かれた木製定規。裏に「忍耐」とか「努力」とかは書かれてないのでご安心を。ちゃんと定規になってます。あぁ、学生現役時代にこれを持っていればテストの時に…なんて良からぬことをすぐに考え付いたのはワタシだけか? |
←今だけ(2002年)手に入るオススメ“Twelfth Night”のCD!
劇中にも使われていた古楽器での演奏、歌が入っています。なんかしっとり癒されます。下にもリンクをはってあるShakespeare's GlobeのHPからオンラインで購入することができます。
Twelfth Night
Music from the 400th
Anniversary production
Shakespeare's Globe is proud to announce the release of music from the 400th Anniversary Production of Twelfth Night, staged in January/February 2002 at Middle Temple Hall in London.
地下鉄 : Southwark(サザーク)駅、Mansion House(マンションハウス)駅、London Bridge(ロンドンブリッジ)駅
New Globe Walk, Bankside テート・モダンの近く、川沿いに歩いていたら到着できます。近くには歩行者専用ミレニアム・ブリッジもかかっています。
サイトはこちら
Shakespeare's Globe
公演スケジュールなどが行く前にチェックできます。チケット予約もできますよ!(ただし英語。)