ワタシ達の旅行日程でいうと最終日の午前中、夕方に空港に行くまでに時間があるので、ここは日本人、ミッチリとスケジュールを入れ、シェイクスピアの作品『ウィンザーの陽気な女房たち』にも出てくるウィンザー城に行くことにしました。ウィンザー城はロンドンから日帰りで気軽に行ける距離の観光地ですが、現在も女王一家が私的な週末をウィンザー城で過ごすという、ちゃんと使われているお城。なにやら、お城の上に旗が揚がってる時は女王が滞在されてる時なんだって。
ホテルのコンシェルジュのおじいちゃんも、もう顔を覚えられたであろう、ロンドン・Paddington駅の切符売りのおじさんも、「お前らこんな早い時間から行ってどうすんねん?」ってな顔。でも、頑として、早い時間に行こうとするワタシ達。だって、今日が最後のイギリス・ロンドンなんだもん、目一杯、焼きつけておきたいぢゃない。
いつものようにロンドン・Paddington駅で切符を購入していると、ワタシのクレジット・カードにトラブル発生。そこはレジにピッと通すタイプではなく、旧式なガシャコーンとカーボン紙にカード番号を写し取る機械。ワタシのカードがガシャ…と行ったまま、戻ってこなくなった。おもいっきり、詰まっとるがな!焦ったおじさん、一度事務所の奥へ引っ込み、仲間を呼び集めてなんとかカードを取り出すも、明らかにワタシのカードに詰まった痕跡が…しかも最近のカードって“ICチップ”入りやったりするやん。ちょうどその辺りがへしゃげてるよ…大丈夫かいな…。
コンシェルジュのおじいちゃん、並びに切符売りのおじさんの予感的中!朝早く行き過ぎて、お城はおろか店もまだOPENしてましぇーん。道を歩いてみるとやっとこさ露店が開店準備をしている程度。
お花の球根や苗をいっぱい並べている露店もあって引き寄せられた。ねぇ、イギリスで買った球根を日本で咲かせたら素敵じゃない???…あ、でも、こういうのは持って帰れないんだっけ?
でも、イギリスの街はどこへ行ってもお花だらけ。
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