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>゚)))彡 カツオノオカシラ 11月 >゚)))彡


* 29日 これって罪じゃないの!? *

ダイジョウブ?   世の中、上手くできてるもんである。購入時にあえてソニーをはずしたのに、やっぱりソニータイマーが働いた。はらたいらはたらいた。上手に保証期間終わってるよ。
  頼まれモノのテープをダビングしようとしていたら、テープデッキの部分の蓋がバカになって閉まらなくなってしまった。押してもカチッという手応えがないし、手を離すとパカーッと口を開ける。このままではホコリがたまる!と応急処置的にガムテープで閉じてみたがやっぱりパカーッ。しかもガムテープで貼ってある、という状況のビンボー臭いこと!笑っちゃうくらい、みすぼらしい!
  頼まれたテープは片面ずつを3本しか作れなかったが、頼まれたことをやっている時につぶれたのだから、これは修理代を払ってもらえるんじゃないのか?なんて、テレビの影響で妙に知恵がついたワタシ。まぁ、現実的にそんなこと言えへんわなぁ。蓋以外、どこも悪くなってないところがこれまたなんとも腹立たしい。そんなことよりなにより、問題なのは保証期間が終わっているどころではなく、そのラジカセを買った店自体が無くなってしまっていることだ!

ハイ、ここまでよ

* 27日 ちがうんです *

  以前書いた日記で、「ねむれなくなる」という話をしたけれども、そこを読んでみたら、とてつもなく誤解を生む表現でまぎらわしかったことを発見。ちがうんです。たしかに英会話のレッスンの日は眠れなくなります。それは“楽し過ぎて”ではなく、その反対。頭の中でシナプス総動員になってしまうんです。一旦起きてしまった神経が休まらない休まらない。
  やればやるほど、ワタシって英会話に向いてないなぁ、と痛感する。そもそも会話ってのがいけない。そんな毎回"What's new?"って聞かれたって、そうそうイベントもないし、休みの日には家にいることが多いし、買い物は一人で行くほうが好きだし、好きなロックバンドは?と言われてもKula Shakerなんて言っても知らないだろうしなぁと思ったら、その他は特別“好き”ってわけでもなくても、現在活躍中の人がお手本にしたようなアーティストの音楽はひととおり聞いている、それって日本語でも説明しにくい、冬になってもスキーに行かなければ夏だからといって海にも行かない…そんなことを正直に答えようとすると、頭の中がショートして会話がプツッと切れる。話がそれ以上膨らまない。当の問題異分子のワタシから見ても、「ああ、可哀想に、話題がふりにくいやろうなぁ。」と同情してしまう。英会話なんて、スキーや海や山に季節になったらちゃんと行く人で、休日は家に居ずに毎週どこかへ出かけている、音楽は通り一遍の誰が聞いてもその名前を認識できる流行の物を聞いている人で、友達とワイワイ集まることが好き、どちらかといえばがめつい人…のような人が向いているんではないかしらん。他の人は皆、どんなふうにやっているのかなぁ?あーあーあー、もう…ダメ人間ですわ…。

ハイ、ここまでよ

* 22日 『MATRIX-REVOLUTIONS』 *

  んーどうなんでしょう?3作目になって普通の宇宙対戦モノになった感じ。『MATRIX』は宇宙ではないけれど。あの押し寄せる大群のモジャモジャ(センティネルのこと。友人Fがあまりの数の多さに戦意喪失し命名。)を宇宙船みたいな乗り物に乗ってやっつけてたり、あの見るからに機動性に欠けるモビルスーツみたいなロボットに乗り込んで戦ってるのはもう本筋ではないかと。あのロボットならガンダムのほうがまだマシやで。カバーのないモビルスーツを見て、ワタシは銃一本で戦うね、と思ったさ。
  お楽しみのアクション部分もそれほど新鮮ではなかったしなぁ。空中で戦ってるのを見て、『ドラゴンボール』のスーパーサイヤ人が戦っているのを連想したよ。
  一作目はそりぁもうセンセーショナルだったさ。普通のサラリーマン・プログラマーが夜はハッカーやってて、ある日その世界は現実ではないということを知らされて…ってさ。それが二作目になってさらに複雑な設定の世界になったかと思ったら、三作目は、あーなんかキリストさんのいはる国の考えやはる終わり方やなぁ…って感じ。ああいう風に終わらせるしかないもんなぁ。
  …っちゅーか終わったのか?完全勝利じゃないだけ、ハリウッドっぽくなくてまだマシか。にしても、ニ作目で謎に思ったことが解明されてないんだけど。なぜネオは現実世界に戻ってもモジャモジャを倒したり超人的な力を持つようになったのか?アーキテクト(設計者)が話していた「最後の人類の住むザイオンもプログラムの一部だ」ってことはどうなったのか?難しい話になって気を失いかけてた時にでも話していたのだろうか?
  あ、今気付いた。オラクルがクッキーを焼いてたのはインターネットの世界で言うところのCookieのことなんやね。ホラ、ネットで物を買ったりするときにショッピングカートに商品を入れたり、掲示板に投稿する時に、以前入力したメールアドレスや名前が残っていたりするのはCookieの仕業なのです。ほーん、上手いことできてるなぁ、MATRIX。

ハイ、ここまでよ

* 16日 人と会うと疲れる *

  ↑と言ったのはあながち嘘でも大げさに言ってみせたのでもないのです。案の定、今朝はまんじりともせず、一睡もできませんでした。
テンションの針が振り切ってしまうと、その夜はいつまでたっても神経ビリビリがおさまらず、眠れなくなるのです。小さい子が興奮すると眠れなくなるアレと同じだと思います。
  特に一度にたくさんの人と会ったり、またそれが楽しいことだったりすると、ワタシのテンションの針はビンビンに振り切ってしまうようです。完全に脳が覚醒してしまって、頭の中が「うるさーーーーーい!」と怪物くんのようになってしまいます。「あー、楽しかった」だけでは終わらない、つまりは必要以上に緊張状態にあるんですね、ワタシの場合。

  でもって、今朝眠れなかった原因はシェイクスピア・プロダクション。本番を見に行くのと同時にそのまま同窓会だったりもするので、一日中刺激を受けっぱなし。53rdシェイクスピア・プロダクションの"As You Like It"も、リハーサルを見せてもらってた時から何があったんだろう?ってくらい成長を遂げていて、テンポも良くなってるし、メリハリもついてる。観客席からも何回も笑いが起こっていてすごいなぁと感心してしまった。
  夜は“ちゃんこ鍋”屋さんで同窓会。年に1回、織姫と彦星のように同窓会をやっているなんてたぶん珍しいことなんだと思う。それがまた貴重で誇りにも思う。皆、少しずつ成長・変化してるけど、「あ、昔と一緒だ」という部分を見つけては密かに喜んでいる成長のないワタシ。時間は強引に過ぎて行き、「じゃ、また来年」と手を振って別れた。
  本音を言うと、もっと皆がココを覗きに来てくれて、バーチャルに会話を交わせられるといいんだけれど。興味ないのかなー。

ハイ、ここまでよ

* 6日 『ギルバート・グレイプ』 *

  うまい、うまいすぎるぞ、若プリオ!(若い頃のディカプリオの略。) 悪いけど、ブレイクしてからの今日よりも上手いんじゃないか?知恵遅れのアーニー役、光ってます。見ていて「うぅぅぅ…」と唸ってしまった。なになに、これでアカデミー賞助演男優賞取ったってか、なるほどそりゃそうだわな。そんな若プリオに食われてないところがジョニー・デップの存在感とその上手さかっ?いいお兄ちゃんやってます。

ハイ、ここまでよ

* 2日 悪魔の毒々モンスター・かつお *

  あ〜あ、どうして皆そうなるのか?日本シリーズが終わってだいぶおさまってきたけど、昨今の阪神タイガース・ブーム。にわかファンもそうじゃない人も皆でドドドーッと右へ倣えしちゃってさ。TVニュースも、あたかも見ている人全員が阪神ファンだとでも思っているかのような熱狂ぶり。申し訳無いけど、ワタシは野球には全然興味がないんだよ。どこのチームが勝とうが、明日からの生活になんら変化もないし。
  そのうえなぜ皆が皆して、星野監督を美化して持ち上げるのか?“引き際”が美しいと言われても、ワタシの目にはあの辞め方はズルイの一言でしか映らない。星野監督のインタビューを聞いても、ワタシは「んー」と思ってしまった。そしたら、ある日、新聞の小欄に星野監督のそのインタビューを称える記事が載っているではないか。たいていのことは何でも客観的に書かれていると思ったその小欄までそんなことを。「ブルータス、お前もか!」と四面楚歌の気分に陥ったのは言うまでも無い。
  その新聞が言うには、小泉首相などの“話し言葉”インタビューは会話力の低下を感じるが、同じ“話し言葉”インタビューの星野監督のには的確な表現で感動したというのだ。そうかぁ?ワタシにはどちらも同じに聞こえたぞ。なぜ星野監督だけOKなのか?ああいう話し方は「自分が上から話す立場だ」ということを知っての行いだと思う。どんなこと言っても人は聞いてくれるだろう、と人を見下しているのだ。ワタシが星野監督インタビューを聞いてまず思ったのは「こういう立場の人なんだから、もうちょっと話し方もあるだろうに。」ということ。不快とまではいかないにしろ、「んー」という感じ。
  あー、どっちにしろ、こんなことをグダグダと書いていること自体、もうすでに“阪神・ブーム”に取り込まれているということなのか。悔しい。

ハイ、ここまでよ