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>゚)))彡 カツオノオカシラ 1月 >゚)))彡


* 31日 春よ 遠き春よ *

  縁遠し。いろんな意味で。マジでヤバイなぁ…。また応募していたアルバイト落選。今度は“パソコンインストラクター”よ!しかも勤務地からして、ワタシに何のメリットもない電車の方向で(ホラ、遊びにいく時とかによく遊びに行く方向に定期とかあると便利じゃん、安直)、でも“オープニングスタッフ募集”ってなってたから、「こりゃー、決まっちゃうなぁ、どうしよう?」と無駄な心配していたのも甘かったようだ。でも、どうよ、履歴書だけで落とされてるって??? ワタシに何が不足しているの??? 面接すら受けさせてもらえない状態なので、♪生まれたところや〜皮膚や〜目の色で〜一体この僕の何が分かるというのだろう〜♪ と歌わせてもくれない。手も足も出んぞ。「えんむすび」「えんぎり」御守りを携帯していないのが悪いのだろうか?(初詣に行った皆さん常時持ってますか?)
  でも、こうなったら焦らないことにした。…いや、焦らんとアカンねん、もう来月からカードの支払いでバブルが崩壊する…どうしよ…髪の毛も切りに行けなくて、ただダラダラと伸びる髪、プレイモービル欲しさにゲームソフトをヤフオクで売って小金を作る日々。でもでも思い返してみよう。今までのアルバイトだって、就職だって、自分で応募したヤツで当たったのって数少ない。社会のルールよスイマセン、ワタシは“棚からボタ餅”式で生きてきました。でも、ワタシはそれを“神の配剤”と思い込んでいます。どこにいるか分からないけど、ワタシの人生のシナリオを作っている神様が「ハイ、アナタはここで働きなさい」と与えてくれてるのかと…幻ですか?意外なところで知り合いに出会ったり、知り合いの知り合いとつながっていたりすると、その絶妙なる“縁”具合に、「所詮はお釈迦様の手の平の上か…」と思うと同時に、「サンキュー神様、君を今日から秋元康と呼ぼう!」と心の中で叫んでしまうのです。
  友人の結婚披露宴に行っても、ついつい「自分の時には選曲はこうしよう」と演出を考えてしまうワタシ。だんだん想像が盛り上がって、「雛壇のワタシを見るより、なぜ今この曲がBGMにかかっているのかに注目してくれ」って気分になってくる。それって、ただのクラブのDJやん。本末転倒?もし、この人生がシェイクスピアの『お気に召すまま』に出てくる名台詞、「この世界はすべてこれひとつの舞台、人間は男女を問わずすべてこれ役者にすぎぬ」というなら、これまた、ワタシの最期のエンドロール(Special Thanksを入り)に流すBGMはどれにしよう?とか考えてしまう。昔は、終わりにふさわしくワタシの心境に近いような感動的な曲を…と思ってたけど、あえて『時計仕掛けのオレンジ』みたいに飄々と“雨に唄えば”を流すのも余韻が残ってシブイなとか思って“幸せの黄色いリボン”なんてどうかな?とかアレコレ無駄なことを考えています。
  ・・・っちゅーか、マジでお金がないとヤバイんだってば。

ハイ、ここまでよ

* 28日 あ・・・ *

ウサギと女のコ   あるべきものがそこにないと、なんだか穴が空いてしまったみたいにやけに広い。
いつも帰ってきて入ったとこの横すぐに“ゆきちゃん”のカゴが置いてあったので、外出から帰ってくる度に「あ・・・」とカオナシ@『千と千尋の神隠し』のようにつぶやいて、ココロの中にもポッカリと穴が空く。今までのゆきちゃんなら必要以上にワタシの帰宅をビックリして跳び上がってくれるのに…。「なんやいさ!」と反対にこっちがビックリして、「ワシの家やーっちゅーねん。覚えろ、いいかげんにぃ…」とブツクサ言いながら入っていくんだけど。
  今日も母親が新聞を廃品回収に出すためにたくさん積み重ねていた。今までなら、毎日ゆきちゃんのカゴの下に敷き変えるのでほとんど廃品回収に出すほどは残ってなかったのに…。お料理するときも、白菜やキャベツの一枚目や大根やカブの葉っぱや残りのニンジンなんかを手にしたときは「あ・・・」ってなる。
  でも、うちのゆきちゃんだって“NOVAウサギ”に負けないくらい、叱ると「ムキーッ!」と言って(?)逆上して立ち向かってくるのよ。うちが本家で元祖よ。
  それにしても映画『黄泉がえり』ってすごいタイトルだな。読んで字のごとしとはこのことだ。国語辞典をひいてみたら、たしかに“黄泉の国”からかえってくるというところから来ている言葉らしい。漢字では蘇生の“蘇”の“蘇り”を使うらしいけど。

  しんみりさせといて、話は全然変わるけど、寝耳に水。来月の23日(日)が津軽三味線でおなじみの“吉田兄弟”の公演を観に行くんだとすっかり思い込んでいたワタシは、延ばし延ばしにしていた“簿記検定”を「これでまた重なるから受けられないわ」とまた延ばしていたのに、よく見たら“吉田兄弟”は3月の話だった。え?そしたら受けられるの?…と申込書を見たら今日がなんと申し込み締切。どうしよう?簿記の講習に通ってる時点で落ちこぼれてたけど、もうすっかり忘れたで。勉強間に合うのか?ええい、とりあえず模擬試験っちゅーことで受けてみるかってことで慌てて商工会議所まで直に申し込みに行ったわさ。あーこんな短期決戦でいいのかー?っちゅーか、勉強するスペースが机の上にないぞー。

ハイ、ここまでよ

* 27日 出来杉君 *

  今日は“普通の人”みたいに、朝から活動。朝からPCスクール行ってきた。いつもの授業枠とは別枠の“WEB講習”。要はDreamweaverとかいうソフトを作ってホームページを作る内容の授業なんだけど、「今更どうよ?」って気持ちも無きにしもあらず(←有るのか無いのかどっち?)。でも、自己流で始めたこのHP作りに、新たな発見があるかもしれないし、新しい技を覚えることもできるかもしれない…ってことで、おもいっきり“初心者”な顔して授業を受け始めたけど(向こうは頭からこっちを初心者と決め付けてかかってたけど)、やたらタグ打ちが速いので、ちょっと怪しまれたかしら?…そう、ワタシはある程度の補助的HTML作成支援ソフトは使うものの、タグを直接打ち込んでHPを作っているのです。やろうと思えば特別なソフトがなくてもWordとかでもできるんだけど、なんか改行のつもりが勝手に段落を入れられてしまったり、表や絵の張り付け位置が上手くいかなかったりで、細やかな融通が利かない!・・・結局そのDreamweaverとかいうソフトを使うにしても、「基本的なタグは知っておいたほうが良い」ということで、導入編はHTMLタグ直打ち。やっぱり原点はそこらしい。

  そんでもって、上手い具合にMOUS試験の試験日にタイミングが合わないので、Wordテキストを終え、足踏み気味に次のExcelテキストへ。これも仕事してる時、見様見真似で自己流でやってたけど、ちゃんとテキスト通りに勉強してみると、スゴイ技があるもんなのねー。「いやいや、こんなにすぐに合計出してくれたら困るってば…」っていつまでも機械を信じられないオジ様方のように手元で計算機入れたくなるくらいすぐに合計や平均が出るわ、他のシートとかとの連携はできるわ、アレヨアレヨと速すぎて目の前のダブルクリックで何が起きているのかが分からないくらい!そんなにサクサクやってくれたら、前職場でも手持ち無沙汰になって反対に困ってしまうな…ってくらいに、速い。いや…前職場でもたいがいスゴイ表計算テンプレートを作っては仕事をスムーズに進めていたのよ。でもホラ、締め切りとの兼ね合いというか周りとのテンポっちゅーもんがあるじゃない?時にはゆっくりめに計算機で検算したりさぁ…(←やっぱり機械を信じていない)。

ハイ、ここまでよ

* 26日 ♪お金も無いのにババンバン〜 *

  バンバンババババババババーン♪ 何かに憑りつかれたかのようにプレイモービルを買い漁るワシ。ホンマ、収入のアテもないのにどないしよ。まだまだ甘ちゃんなワタシは、フルで働く気力もなく、とりあえず、融通のききそうなバイトを探し始めているんだけども、「これぞ生活密着型!」と見付けた募集、行きつけのパルコの映画館でのバイトは敢え無く書類落選。なぜだー!!!ワタシにしては珍しくあんなやる気ありそうな履歴書送ったのにぃぃぃぃ。時給は低いが「従業員特別試写会有り」の文字に惹かれた下心がバレたか…。あーん、これで、『ロード・オブ・ザ・リング〜二つの塔』からタダで観られて、生活費の中から“映画代”が浮いてモトが取れまくり〜♪とふんでいたのにぃぃぃぃん。(←浅はか)

  そんな根無し草のワタシは最近…というかずっとなんだけど、最近特に毎朝うなされて悶え苦しんでいます。んもう、朝目覚めたら頭はガンガンするわ、体は金縛り状態でガピガピだわ、朝から苦しい苦しい。こんなんじゃ、毎日キッチリとしたお勤め人になんかなれなーい状態です。(単なる寝過ぎか?)体がそんな状態だから、朝方に見てる夢はたいてい苦しい夢。ワタシの虎馬トラウマとなっている“お祭”の時の我が家がてんやわんやになってる状態の夢や、幽霊みたいなんが出てくる夢や、すんごい険しい坂道の山登りをしていたり、ものすごい複雑な駅で電車の乗り換えのために走っていたり…で起きてからももうグッタリな状態なのです。
  でも昨日だったか、昔一緒にやってたバンドのギターのコとヴォーカルのコが活躍しているのを雑誌で見てる夢をみて、目覚めてからもなんだか悔しいというか「もしも、あの時あっちの道を選んでいたら…」という気分でドンヨリしてしまった。人生に「もしも」は無いというけれど。ギターのコは東京に一旗挙げに行ったけど、その後元気にやっているのだろうか?ヴォーカルのコもこっちでは活発に活動していたけども今も元気にやっているのだろうか?
  そういえば、何かのドラマで、ふと聞こえてきたバックミュージックがなんと"BANGLES"の"MANIC MANDAY"。えぇーっ!?また時代が来たのかー?ワタシ、高校生の時コピーしてたっちゅーねん。早過ぎたのか?ワタシら。時代の波にさえ乗っていれば、今頃はミュージック・ステーションの階段から降りてくるわ、紅白の一度や二度…ってなことはないか。夢物語ですわな。

ハイ、ここまでよ

* 19日 『アメリ』 *

  『ヘンリー五世』の感想の続き。何が気になったって、ヘンリー五世が「今日は聖クリスピアンの日だー!!!」と何度も叫んでいるところ。あげく、ウエールズの出身だからって、"LEEK"(ニラ)の話を散々しているところ。…え?それがどうしたかって?Kula;Shakerファンの方にはもうピンときてるハズ…。(詳しく知りたい方は名盤ミニアルバム"HUSH"をどうぞ。)あぁ、また呆れられてるな、こんなミーちゃんハーちゃんな話してたら…。ついでにこの前"the jeevas"のLIVEの時にカバーしてた"Fire"が聞きたくなって、ジミ・ヘンドリックスまで借りてきちゃったもん。かっこいいなぁジミ・ヘン。でも、jeevasのカバーのほうが“より”シビれたゼ。
  話変わって、『アメリ』も見たさ。見たよ。「カムチャッカの若者がキリンの夢を見ている時…」みたいなオープニングが気に入りました。だからって、だからって、何さ何さ、せっかくのニノ(といっても嵐の二ノ宮君じゃないのね。)のことを「沢田亜矢子の元マネージャー・夫の“松野氏”に似てる」と新年早々カテゴライズしたのびたさん、貴方はひどすぎる!(名指しの誹謗・中傷にあたる?) 松野氏は言いすぎ。絶対違う!貴方の自慢の眼鏡はかなりの“屈折(凸)レンズ”(っちゅーかむしろ“魚眼レンズ”?)をはめ込んでいるに違いない。末はのび母2号になること必至!だって少なくともDNAは組み込まれているわけで…。ワタシが原書『ハリポタ2』で困ったフレーズ、“the heir of のび母”よ、貴方は。
  アメリが洗面所?でポコッと開いた穴を見付けた時、ワタシは『マルコヴィッチの穴』を思い出したよ。のびたさん、『マルコヴィッチの穴』も見てください。ヘンテコな映画だけど、ジャンルはコメディだからさ。
  あー、ワタシもニノが乗ってた“自転車+バイク”の乗り物が欲しいなぁ。

ハイ、ここまでよ

* 18日 『ヘンリー五世』 *

  ホラ、E-LISTを辿って「どれどれ見てやろうじゃないか」と“シェイクスピア”を期待して来られた方が、いきなり「何?ウサギが死んだ?ゆきちゃん???」という話題をしていてもなんとも間が悪いので、ちょっと背伸びしてシェイクスピアの話でも…。
  今日はケネス・ブラナー初監督作品にして主演の『ヘンリー五世』を借りてきて見ました。ロックハート先生(ケネス・ブラナー@『ハリポタ2』)が見たかったのと、中世の騎士のチャンチャンバラバラがみたい衝動に駆られていたのでちょうど良い時期かなと。ケネス・ブラナー、若っ!えーっっと'89年ですか?この映画は。これじゃロックハート先生が味わえない…ってことじゃなくて、そうだ、シェイクスピアの話だ。28歳でイングランドの国王となったヘンリー5世。(ケネス・ブラナーもこの時ちょうど28歳くらい???)昔よしみの悪友(?)ファルスタッフも王様になっちゃえば、アッサリ切り捨ててしまうなんてヒドイわん。百年戦争のさなか、フランスの領土継承権を主張し、英仏海峡を渡るが…って映画を見てる最中に「なんでフランスに攻めてきてるの?」なんて根本的な問題を聞かないでよ、お母さん。ワタシだって知らないわよ。領土が欲しいからでしょ。日本だって歴史上、外国に戦争しに行っている時もあったでしょ。
  でも、時節柄か、こう、“戦争”という単語にひっかかってしまう。なんかのTVでやってたけど“戦争の法則”で、戦争を起こす人は大義名分が必要というか、戦争を仕掛ける正当な理由が必要なために、「神のために」とか「正義のために」とかを演説で連発するらしい。ホラホラそうやって見れば、フセインさんだって、金正日さんだって、ブッシュさんだって、このヘンリー五世だって…カエルだって、オケラだって、アメンボだってみんなみんな生きているんだ友達なんだ〜♪…ってなことは置いといて、ホント、何のために戦争やるんだか。いや…特にワタシが平和推進論者ってわけじゃなくて…。『ヘンリー五世』でも『ジャンヌ・ダルク』でもNHK大河ドラマ『武蔵』でもなんでもいいや、特に昔の戦争って、すごい無駄な戦い方してない?頭数さえ揃えれば…みたいな。いや、作戦で行こうよって教えてあげたくなるくらい。こんな時、携帯電話があれば…みたいな。ちょっと昔のドラマの再放送見たって、なぜ携帯で居場所を教え合わない???みたいな見ていてイライラするくらいもどかしい行き違いがあったり。時代だな。…あぁ、やっぱりシェイクスピアから話が逸れた…ダメだこりゃ。
  追伸 : ワタシの行きつけのレンタルビデオ屋さんにケネス・ブラナーの『恋の骨折り損』をリクエストしておいたのに、アッサリ却下されれた。どうよ?

ハイ、ここまでよ

* 17日 ゆきちゃんに花束を *

持ち物   昨日は皆さんありがとう。皆から掲示板やメールやで励ましのお言葉をいただく度に涙しておりました。やっぱり、自分がどれだけ“それ”に係わったかで、悲しみの量も違ってきますね。最後にゆきちゃんの飼育係を再開しといてよかった。こんなにも泣けるんだもん。
  そして、今日は朝からゆきちゃんの埋葬に。ペット葬儀屋さんも問い合わせてみたけど、なんか料金ばっかり高くて、味気なくて。それならば、自分の手でどこかに埋めてあげたいが、ウチには庭がない。最初、親戚のおじちゃんの所の湖のほとりの畑の隅にでも埋めさせてもらおうと思ったけど(1代目のウサギがそうだったので)、あんまり好きなおじちゃんではないので、こんな時ばっかり“借り”を作るのもなんやなぁ…ってことで、母方の実家のお墓のある“由緒ある”お寺の墓地の隅に穴を掘って埋めてあげることにしました。明智光秀に叱られそうになりながらも(?)、人目を忍んでスコップで掘る掘る。不謹慎ながらも、道中、母とワタシの会話は「人を殺して埋める、もしくは何らかの方法で遺体を隠す」話ばっかり。靴についた土の成分調べられるー!とか。
  ゆきちゃんのご遺体を土に収めて今度は土をかける。良さげな石も見つけてきて置き、お線香代わりにワタシのラベンダーのお香。そして、お数珠は'97 S.P.メンバーお揃いでつけてたお数珠。(本物のお数珠ももちろん持ってるんだけど、お仏壇の下にしまってあって、父に内緒で家を出るためには取りに行けなかったのよ。) 良い具合にお墓もできて、ココなら母方のお墓参りの時にいつでも会いに行ける。なんかすごく満足した気分。これでゆきちゃんも今頃は蓮の葉っぱの上でも暴れてるかな?
  手塚治虫の『ブッダ』の漫画の絵で、魂が人間も動物も一緒になってずーっと輪になってる絵があったのを思い出した。人間でも動物でも魂に違いはないという絵。ゆきちゃんもあそこに行ったのだろうか?また会いたいな。

ハイ、ここまでよ

* 16日 経過報告3 *

ゆきうさぎ   ゆきちゃんがお亡くなりになりました。
今朝起きてきたら、今にも動き出しそうなくらいな状態で横に倒れてそのまま固くなっていました。
  おとついくらいから、外へ出しても動きが鈍く、エサもあんまり食べてない状態…寒いからかなと思って、昨日はそのじーっっと雪ウサギ状態で丸まっているところを写真に収めたくらいで、この後エサをカゴへ入れ替えてもいつもなら飛んで帰ってくるのにじーっっと動こうとしないので抱っこしてやろうとしたら一度は抱かれたもののワタシの腕を引っ掻いて大暴れ。やはり見かけ倒しか…とカゴへ戻したの。夜は夜で白菜をやろうとしたら、いつもはがつついて食べるのに食べないから、もうすでに具合が悪かったんだね。
  本当にかなしい時というものはそんなにも涙が出ないものです。こんな風に淡々と日記なんかUPしちゃって変人と思われるかもしれないけど。でもこれでも目は涙で滲んでるんだよ。 星が森へ帰るように 自然に消えて ちいさな仕草も はしゃいだあの時の私も

ハイ、ここまでよ

* 13日 かつおのちょっとタメになる話ィ〜 *

  えー、LIVEハウスの次の日とかけまして、かつおの通帳と解く。
(そのココロは?)
  首が回らない。
(ハイ、山田君、ざぶとん全部取っちゃって!)

  いや、マジでマジで。車で追突したときはなんともなかったくせに、これがムチウチ!?ってくらい首が痛くて、湿布して寝たもん。そんでもって、かつおの通帳も火に油を注ぐ…じゃなくて焼け石に水。どないしよ、これから。考え始めると頭がショートしてしまうので今はやめとこ。

  最近、何かと『シェイクスピア映画データベース』のゆ〜りさんに問題解決してもらって、頭の中スッキリ整理整頓状態なのですが、ワケ分からないながらもプロファイリングしていた『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(なんかこれってタイトルのつけ方の安直度がドラえもん並やね、今気付いたけど。『ドラえもん のびたの恐竜時代』みたいなもんやん!)の、"The Dementor"。その意味が解説されてるHPをゆ〜りさんがエレファント亭にて紹介してくださったわけですが、イマドキいろんなHPがあるもんだなぁとつくづく思わされました。『ハリー・ポッター』シリーズに出てくる、J.K.ローリング女史の造語の由来はこの単語(たとえばラテン語)の派生語ではないか?なんて研究してるんだもん。これもつきつめだすと面白いだろうねぇ。
  ひとつ、ワタシが「もしかして?」と思っているのは、ハリー君のライバル、イジワル役のドラコ・マルフォイ君の“マルフォイ(Malfoy)”という名前。えーっとシェイクスピアの『十二夜』に出てくるマルヴォーリオ(Malvolio)の"Mal"ってのは、どうやらパッと置き換えられる日本語が思い付かないんだけど、“悪い”“悪”の意味があるんだって。それ単体で働くものではなく。…そう考えると、『十二夜』においてマルヴォーリオは皆の嫌われ役のイジワルなくらい厳格な執事、マルフォイ君もイジワル役。もしかしらた、この"Mal"の共通点はそういうところにあるのかなーなんて。ワタシの友人マルヴォーリオ(役をしたコ)を「マル!マル!」と犬コロのように呼び捨てているのは本当はあんまり良くないことなのか???

  ジャンルは変わるけども、「やたら」という言葉の由来は“雅楽”から来ているらしい。草原の遊牧民族から伝わってきたリズムが馬が駆けるような早い3拍子のリズムで、日本には元々なかったから、なかなか導入するのが難しく、そのリズムが“やたら”打っているように聞こえたのだとか。日常でやたら、“やたら”という言葉を使ってるけど、“雅楽”の言葉だなんて!
  あと、京都の先斗町(ポントチョウ)の名前の由来は、先斗町は川と川に挟まれた道、太鼓の“つづみ”も“皮”と“皮”に挟まれているところから“ポンと町”となったとかならないとか。いや、マジでマジで。ワタシ、実はこういう言語の由来とか知るのすんごい好きなのよ。方言とか。日本語学科行っといたほうがよかったかなぁ?
  お後がよろしいようで…。

ハイ、ここまでよ

* 11日 ぶったね…二度もぶったね… *

  おやじにも殴られたことがないのにィーーーー!!!
今年のボクササイズ初めは、行ったらワタシを含め3人。えー3人でぇー?いつもはもっといるので、寂しい、っちゅーか不安。メチャメチャ時間あるやん。いや、有り難いことなんやけど、2週間ほど間があいている上に、お正月に食っちゃ寝して身に付けた脂肪が重い。さすがに2週もブランクがあるとバテるのも早い気がする。こういうのも続けることが大事なんだなぁ。
  そんでもって、今日は時間もスペースもいっぱいある、ということで、ワタクシ、生まれて始めての体験、“マス・ボクシング”をさせていただくことに。ワタシが顔面を引きつらせて凍り付いていると、「殴られると思ってるやろ?大丈夫やて、向こうは絶対殴らへんから。」とサブコーチに言われるも、相手は「この前の試合、K.O.で勝っちゃったもんね〜。」なんて浮かれている“ボクササイズ”じゃなくて“ボクシング”な先生。練習の時にいつも使う小ぶりなグラブではなくて、『あしたのジョー』みたいな赤い本物っぽいグラブを付ける。それだけでも重い。「はい、じゃあ初めだから1分間ね。」とグラブ同士をトンと合わせて始まるも、どこをどうやって攻めていいか分からない。向こうは絶対打ってこないとは言っても、いつもサンドバッグや先生の持つミットに向けて打つのとは全然雰囲気が違う。だって目標物(相手)が動くんだもーーーーん。え?当たり前?とりあえず、基本通りにジャブ・ジャブ・ストレート、そしてフック。もちろんいとも簡単によけられてしまう。そうだ、アッパーなんて手もあったな、アッパー。うへぇ〜、全くどう攻めていいか分からないよぅ。頭の中真っ白。これじゃあ今まで「これから夜道で強盗に遭っても大丈ブイ(^_^)v」なんて言ってことは前言撤回。遭遇したとしても、強盗さんがワタシの立ち位置に合わせてくれないと。生身の人間をまともに殴ったことないんでわかんないです。はい。

  そんなこんなのボクササイズの次の日は、今年のLIVE初め、"the jeevas"。前回行った時は、夏のフジ・ロック・フェスティバルの後夜祭の赤坂BLITZへの“ドタバタ・トンボ返り”ツアーだったなぁ。(あの時はまりにら姉ありがとう!)今度は"jeevas"単品で日本をツアーしてくれるっていうから嬉しいじゃないの。もう、KULA;SHAKERの時のような「来年もまた来日するだろうから、いいかぁ〜」なんて悠長に構えてて突然の解散!なんてコリゴリなので、行ける時に行っとこうモード。KULA時代からのファンの人も、前科があるだけにそういう意識が高いみたいでLIVE中の盛り上がりの必死さにも現れてた。なんか久々にかっこいいドラムの音が体のど真ん中に響いた感じがして、「あれ?ワタシ、ロック魂忘れかけてた!」とハッとさせられた。前回の後夜祭の時よりも確実に上手くなってました、特にドラム!そしてやっぱり、Vo.クリスピアン。見目麗しきかな。ギターの弾き方がカッコイイのよねー。ワタシの中での“GUITAR MAN”(byプリンセスプリンセス)の3本の指に入る。♪あなたのギターが死ぬ程好き 声も顔もしぐさも死ぬ程好き お願い答えてよ〜
  周りにKULAファン友達もいないし、興味があんまりないお友達を無理に連れて行っても退屈させるのも悪いし…ってことで今回は一番手っ取り早い近道ってことで、ファンサイトでお友達を探すことにした。BBSでお見かけするお名前の方々にも会うことができたし収穫多し。なんと最寄駅が1個隣の人まで発見!
  それにしてもまぁみなさん、なんですなぁ。心成しか、年々、指定席の無いLIVEハウスに行くのはツライです。いざ出陣、と出発したらJRが人身事故のために止まる止まる。時間もワタシが乗ったちょうどくらいに発生したのかなぁ?車内アナウンスがなんか“現在進行形”だったもん。そんな状態だから、停車駅に入ろうとする度に信号待ちで駅に入れない、というのを繰り返し繰り返し、電車の中で軟禁状態。普段の2倍以上の時間をかけて現地に到着。なんとか開演には間に合ったものの、前のほうはもう人で埋まってる。まぁ、いいかぁ…なんて諦めてたら、客電が落ちたとたんに民族大移動!「よっしゃ、今や!」とチビサイズな体を活かして激戦区のクリスピアン前のほうへ食い込む食い込む。それでも人の頭の隙間から垣間見えるのがやっと状態だったけど、それは大ホールなんかと比べると全然大きいサイズで見えます。でも、皆ジャンプするし、押し合いへしあいで、もうワタシの体は今日ガピガピ状態で“体中イタイイタイ病”です。♪もっともっと体を鍛えるんだ〜(byプリンセスプリンセス『BEE-BEEP』)

ハイ、ここまでよ

* 9日 『k.m.p.の金もーけプロジェクト』 *

  今日でとうとうハローワーク出仕日も終わり。書類の書き方にも慣れてきた頃に終わりかい!…まぁ、なんでもそんなもんやわなー。これでこのままでは確実にこの先全く収入が全くなくなることに。家で口開けて息吸ってるだけでも毎月お金がかかる…なんちゅー世の中や…そうだ“地上の楽園”とやらに行けば…ウソ。
  こんな時期に『エジプトがすきだから。』の著者でもある、なかがわみどり・ムラマツエリコさんの『k.m.p.の金もーけプロジェクト』なんて本を読んでたら余計に心がカサカサしてきた。ちなみに「k.m.p.」ってーのは「かねもーけプロジェクト」の略なんだって。不思議には思っていたものの由来を知って単純んんんー。そんなんやったら、大学時代にワタシの周辺の友達で作った「あえて京都観光をしないと、京都の寺なんてそうそう行けないよ」ってことから始まった「k.k.t.」と変わらへんやん。あ、もちろん「京都観光チーム」の略ね。
  で、どういう風に心がカサカサしてきたかと言うと、人間、どうとでも「ひがもうと思えばひがめる」。まぁ、ワタシは特に「隣の芝生が青々と見え」てしまう札付きの”ひがマー”なんですが、たとえば今目の前に、仕事をして結婚もして両立しようとしてヒーヒー言ってる友達とかがいたとしたら、「アンタなんか、仕事にも満足して、結婚もできてるんやし、ワタシよりマシやん」って言いたくなる。仕事はおろか、結婚すらできない(?)しない(?)ワタシから見れば、どうとでもひがめるわけですよ。でも問題なのが、その“仕事”と“結婚”に関しては本当に“夢や妄想”が描けないから、ちっとも羨ましいと思わないところ。そこがワタシの伸びない原因ですわ。
  『k.m.p.の金もーけプロジェクト』読んでても思った。ワタシはやっぱり“組織”には向かん。仕事辞めてよかったーと思える最近のことと言えば、お金払ってでも欠席したい“忘年会”や“新年会”がないこと。「最近、表情が明るくなってきたね」なんてお医者さんに言われるのもそのせいかもしれない。ホンマ、嫌いやねん。ま、前の職場には同世代がいなかったという問題もあるけど、目上の(目下でも)知らない人達とのお食事は苦手。これは小さな時から培われてきた体質で、元々が「他人を見たら泣いていた」“人見知りっ子”だったから、学校行事も大嫌い。1年生から6年生まで縦割り班で遊ぶ“ひろばのじかん”なんて拷問状態だった。運動会もダメ。高校の時には体育祭の最中に教室でUNO大会やトランプ大会やミニ・ピンポン大会をしてたもんね。(あー、ムショウに卓球がしたくなってきた。)それに付き合わせちゃったのびたさん、ごめんよー。どうかすれば登校途中でお腹が痛くなっちゃう登校拒否児かってくらい学校が嫌いだったくせに、どうして大学ではあんなにも華やかな世界で活躍しちゃったんだろー?未だに不思議。“結婚”に“夢や妄想”が描けないのは、これは一重に両親のせいと決め付けています。…のくせに自立もできないカツオ。「早く自立して下さい 母より」とか絵馬に書かれてないだろうな!?
  そんでもって、『k.m.p.の金もーけプロジェクト』。まだ途中なんであれなんですけども(どれ?)、とにかく仕事をやめた二人がどうにかして“好きなこと”をしてお金を手に入れようと奮闘する話が面白おかしくイラスト満載で書かれています。当たり前のことを当たり前のように言う、いわゆる「How to本」は嫌いなんだけど、エジプトの旅行記本も面白かったのでついでに読んでます。これ読んで何かやる気がでるといいけど。
  今日は心がカサカサバージョンでお届けしました。あったかいお風呂にでも入ろ。あ、今、水面下で、「マジカル・シェイクスピア・ツアー」の第3話、執筆中です。(←執筆ってカッコイイな。)今回は前回ほど面白いネタがないから、写真多めで行こう…と思って書き始めたら、文章も多くなってしまった。皆めげずに読んでね。乞うご期待。

ハイ、ここまでよ

* 4日 今年4回目の初(?)詣 *

  もう、4回目の時点で、“初”詣ではないとは思いながらも、行って参りました。今日はのびたさんのお誘いで、メンバーはばくれつさん、いりこさん。これってちょっとしたオフ会ですかい?
  それにしても、昨日は寒い雨の中にもかかわらず、“縁結び”のご利益があるという神社に行ってきたのに、「“縁切り”の神社に行く」って、どないな企画やねん、昨日結んできた“縁”はどうなるんさ!と思いつつ行ってきた、京都は“安井金比羅宮”。なるほど、「悪い縁を切り、良縁を結ぶ」ね、納得。タクシーの中でいりこさんの映画『なごり雪』のプレミア試写会話、大林宣彦監督と伊勢正三の話を散々していたのが気に食わなかったのか、運ちゃんに「もうここから歩かはったらどうです?」とかなり手前で降ろされてしまい、えらい距離を歩くことに。だってラジオから『神田川』が流れ出したんだもん、いいやんなー、いりこさん、ついぞ話を最後の最後のオチまで持っていけず。縁がなかってんな。
  申し訳ございません、家族を含め他3回の初詣のメンバーの皆様、“安井金比羅宮”、ワタシの中でこの今年4回の初詣の中でトップに踊り出てしまいました。何が面白いって、もう何から語ればいいのか言葉が脳ミソの中で混線してしまいそうなくらい!まずはそのその祈願の方法。他の神社とは訳が違います。御札のような細長い紙に願い事(縁を切りたいこととか、縁を結びたいこととか)を書いて、それを握り締めて願いを込めながら、境内の真ん中にある岩の穴をくぐるのです。表からくぐると縁を結び、裏からくぐると縁を切る…だったっけ?もうすでに岩は“岩”と認識できないくらいに参拝者の御札が貼り付けてあり、その岩の穴も奈良の大仏の鼻の穴のように狭かったらどうしよう、途中で挟まったらどうしよう、狭いよう怖いよう…と一人ずつ順番に“行って戻る”方式でくぐり抜ける。いりこさん、くぐるのに必死さのあまり願いを込める余裕がなかった模様。その点、チビッコかつおちんはコンパクト設計なので、戻りのターンも早い。えーーっっとワタシの願い事は…ってあんまり人に言わないほうがいいんだよね。とりあえず、縁を切りたいことはこの“頭痛”と“肩凝り”。そう、“縁を切る”とひとくちに言っても意味は様々で、恋愛はもちろん、病気からギャンブルから就職関係まで多岐に渡ります。「縁は“緑”って書いたらアカンで!」とばくれつさんの注意が飛ぶ中(さすがは職業病、絵馬への漢字間違いにも厳しく反応ばくれつさん)、かつおちんは下の線をまっすぐに引いてしまう…危ない危ない、でもなんか足りない、「あ、横のチョンチョンや」とのびたさんにも救われる。…あ、犬(しかもおとなしい性格のヤツ)が欲しいって書くの忘れた。あ、金運のことも。…でもちゃんと、「悪縁を切ってこそ良縁が結ばれる」という「縁切・縁結守」セットを買ってきたからいいか。ストーカーと縁を切るための“携帯ストラップ”まで売ってた。時代やなー。そして今年に入ってまだ一度もおみくじをひいてなかったので、奮発して300円のほうのおみくじをひく。「末吉」。でも、百人一首みたいな絵柄に歌も書いてある素敵なおみくじだったのでOKOK。
  そして何がヒットって、笑魔じゃなくて、絵馬。このネタで白飯で3杯はいけます。参拝者の思いの丈をぶつけてあるだけに“怨念”が篭っていそうな怖いやつも…。んもう、「○○と○○を別れさせてください。」と実名書くわ、住所も電話番号も書くわ、相手の命を奪うような呪いの言葉は書くわで、不倫・浮気のゴタゴタから、ギャンブル、合格祈願(合格の格の字が間違っていたよ。大丈夫かい?)、家族の病気を治す祈願、息子とその恋人を別れさせようとする親、「依存症がなるべく治りますように。 できればでいいです。」なんて弱気な祈願もあり。…そんな中、今年1番の“躍る・ヒット賞”は
 「息子が自立しますように  母より」
  この息子さんには“一人用鍋セット”でも贈っておきましょう。でも一瞬、ウチの母も内緒で書きに来てへんやろな、と探したわ。まだまだスネかじりまっせ。かつおちん、新兵器のデジカメ写真を撮ってメールで送れる“キャメッセ・ボード”を持っていたけども結局使わなかったよ。惜しい気もしたけど、人々の願いだもんね。あんまりそういうとこでは写真は撮らないほうがいいのかもしれないと後から考え直した。
  それにつけても、“安井金比羅宮”、大ヒットです。のびたさんサンキゥ!来年もまた行きたい!あの息子が自立したのかどうかも確認したいし!今年は何か良いことがありそうな実感が湧いてきたぞ!

ハイ、ここまでよ

(c)katsuo3
シェイクスピアの小窓