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>゚)))彡 カツオノオカシラ 11月 >゚)))彡


* 30日 『恋の骨折り損』 *

  スーパー・エキセントリック・シアターの『恋の骨折り損』を観てきました。
歌あり、ダンスあり、笑いありで、メチャ面白かった。観てて楽しめた。これまたダンスがキマッテて、「あぁ、ダンスも出来ないと劇団に入れないのか…」と痛感。スポーツ・ジムで一度、「HIP HOP 45分」の紹介欄、「初心者でも…云々」という言葉を信じて入ってみたら、文字通り「“手”も“足”も出ない」状態で、悲惨な結果になったことが一瞬頭をよぎったさ。あぁあぁ、どうせワタシャ、大縄跳びにも入れないし、二重飛びもできないし、逆上がりもできない鈍臭い人間さ。
  でも、なぜ、ファーディナンド王達が化ける外国人にいきなり“ロシア人”を選んだんだろう?当時のイギリス(シェイクスピア)から見てロシアはどんな国だったんだろう?よっぽど得体の知れない外国人だったのかなぁ?ちょっとタイムスリップしてシェイクスピアさん話合ってみたいもんだ。

ハイ、ここまでよ

* 29日 ちょっとネタバレ『ハリポタ2』 *

  よくよく考えると気になってきた。まだまだ本のほうがそこまで読み進められていないので、何とも言い難いんだけど、なぜハーマイオニちゃんはハリー君には無邪気に「キャッ!」と抱き付いたのに、ロン君の時には「あっ…」ってなって握手だけにしたんだろう…。もしやロン君のことが好きなのか???…なんて大人な詮索をしてしまうじゃないか。誰か良い意見を持っていたら教えてください。
  そんでもって、今回は前作にも増して黒人の生徒の画面登場回数が多かったように思う。しかし、アジア系の生徒はひとりもいない…。アジア系には魔法族の血を持つ人はいないのか?エキストラでもいいから、ワタシも出演させてくれ。この際、掃除のオバチャンでもいいしさ。
  言うの忘れてたけど、ハリー君大ファンの新入生、コリン君もかわいかったなぁぁぁぁ。

ハイ、ここまでよ

* 28日 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』 *

  平日の朝イチからグリフィンドール・マフラーを首に巻いて、開店待ちして並んでいた平成の大馬鹿者はワタシです。
行ってきました、ハリポタ2。昨夜、頑張って原書をチャプター10まで読んだ。物語の材料が出揃っていよいよ盛り上がってまいりましたぁぁぁぁっ!ってところまで。後は映画観てから復習だな。さすがにクリディッチの場面は英語で読んでいてもスピーディーで、迫力が伝わります。知らず知らずに英語でもそういう描写方法があるのねん。
  そんでもって、映画。ワタシが、何日もかかって、何十分とかけて英語で読んでるシーンをオメオメとほんの1コマ2コマに収めやがってぇぇぇぇー…とハンカチを噛み締めたほど。ウソ。そりゃーそうよね。文章では「ロック・ハート先生はターコイズ色のガウンをまとって、なんちゃらふんちゃら…云々…」とまどろっこしく説明しないといけないけど、画像じゃそのままターコイズ色のガウンを羽織っていたらそれでいいわけで。それにしてもあんなにも本ではロン君の家の様子で引っ張っていたのに、すぐにダイアゴン横丁に買い物に出かけちゃったりしたのが悔しい。まぁでも、全てに伏線のある、前作にも増してスリリングで面白い映画です。
  ダンブルドア校長が出てきて弱々しく喋る度に、「あぁ、ダンブルドア校長がお亡くなりに…」と寂しくなってみたり…。いじめっ子役のドラコ・マルフォイ君もカッコイイし、またそのお父上、ルシアス・マルフォイ氏がこれまた素敵。この子にしてこの親ありって感じに冷ややかで横柄な態度なんですが。んもう、この際、金髪長髪だったら誰でも良い。かかってこい。ハウス・エルフのドビーも“ミニチュアE.T.”みたいで一瞬気持ち悪いけど、自分のことを"Dobby is …, Dobby is …,"って言うから、セサミ・ストリートの"Elmo is …, Elmo is …,"のエルモ君と重なってだんだんかわいくなってくる。自分で自分のことを「ドビーは悪い子悪い子!」ってガンガン頭をタンスに打ち付けるし。情緒不安定気味?
  そして何より、今回、初登場のケネス・ブラナー演ずるロックハート先生!『WILD WILD WEST』に続く、貴方はあれでいいのか?パート2!ロックハート先生、アホ?(←関西では“アホ”という単語にも愛情がこもっているので、ロックハート先生ファンの人がいてもワタシを刺さないでください。) でも、さすが、名優ケネス・ブラナー。スクリーン上では完全にハリー君やロン君を食ってしまってます。すごい存在感。夏目雅子の『西遊記』で西田敏行の猪八戒がマチャアキを食っちゃうからって、左とん平に変えられちゃったようなもんよ。(世代がバレる?)これから見る人のために一言オススメしておくと、ちゃんとエンド・ロールの最後までオシッコに行くのは我慢して見るように。
  んでもって、一番アホが見ーるー、豚のケーツ〜♪なのはこのワタシ。ついに買ってしまった。前作の時からずっと狙っていた、どこで巻くのか、グリフィンドール・マフラー本物。今朝、巻いて行ったやつはちょっと偽物。値段は聞かないでぇぇぇぇぇ。でもね、でもね、この前、映画館に下見に行ったのよ。朝イチ料金がいくらか、とか、母はもうシニア料金で入れるのかとか。(1作目同様、母と見に行った。) その時ね、その時ね、ワタシがハリポタグッズのショーケースに張り付いていたら、ちっちゃな女の子が“ホウキ”が欲しいってママにおねだりしていたのよ。でもママは都合ツンボで聞こえないフリ。そしたらその女の子が「だって、おうちのホウキやったらアカンねんもーん。」だって。聞いた?そうよ、そうよ、おうちのホウキではお空を飛べないものねぇぇぇ。ワタシだって欲しいくらいだわよ。(←程度が一緒) めっちゃカワイイ一場面でした。サンタさん、これ読んでたら、真っ先にあの子に“魔法のホウキ”をプレゼントしてあげてよん。

ハイ、ここまでよ

* 26日 『グリーン・ディスティニー』 *

  飛びすぎー。吊るしすぎー。回りすぎー。物壊れすぎー。
  一昔前の“キョンシー映画”を思い出してしまった。なぜあの時代、キョンシーはあんなに流行ったのだろう?キョンシーは今いずこ?
  でも、飛びすぎてても、吊るしすぎてても、「そんなこと、まぁいっか。」と思える映画でした。やっぱ、カンフーのカタチが決まってるとカッコイイわ。ビバ!強い女!映画の終わり方は静かな悲劇。「信は真に通じる」、いいねぇ。ワタシ、静かな感動…あれれ?いつの間にワタシは悲劇好きに…?でも、パッピー・エンドなんてありっこないよねぇぇぇぇ…なんて斜に構えてるから悲劇好きなのかも。余韻に浸っちゃったりなんかしちゃったりしてさ。でもエンド・ロールに英語と中国語と同時に並んで出てくるんだけど、製作UNIT欄が“工作人員”と表示されてて、時節柄ドキッとしちゃったよ。そりゃ“工作人員”で意味は間違いないんだけどさ。なんか、人がスッポリ納まるリュックとか持ってそうやん。
  そもそも、カンフーの先生に、「レストランでスープがぬるくて暴れられるくらいに…」なんて話してたから、実はあの女優さんはちゃんと武術も習ったスゴイ人なんだ、と聞き、この映画『グリーン・ディスティニー』にも出てるから観てごらん、と勧められたので観てみたのさ。前から興味はあったことにはあったんだけど。戦いは主に剣術なんだけど、ちゃんとカンフーのカタも入ってるからってさ。ついでにカンフーつながりで先生は『少林サッカー』もオススメしてました。でも、借りに行っても全部空っぽなんだもん。新作のくせに。ついでに『GO』も空っぽのまま。作戦ですか?
  ワタシのカンフーは、なんだか格好悪い。たぶん、猫背気味になってるのと、へっぴり腰になってるからだろうけど、鏡に写った自分が“江頭2:50”みたいでスゴク嫌です。せめて、衣装だけでも“亀マーク”の入った胴着とか着たいなぁ。(@『ドラゴンボール』)実はなにげないリストバンドがドスッとかいって地面に落ちて、メチャ重いヤツになってるとかさ。見すぎ?
  レストランで暴れるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

ハイ、ここまでよ

* 23日 けいかほうこく *

このウサギ凶暴につき   うちの“暴れん坊将軍”こと“ユキちゃん”(ウサギ)。非常に凶暴につき、家のものは誰もユキちゃんに触ることができません。ワタシは飼い犬ならぬ飼いウサギに噛まれます。しかもその噛み付き方が「遊んでよぅ」なんてかわいいもんではなくて、完全に目は攻撃色(王蟲か?)、後ろから回り込み、スキを狙ってアキレス腱に噛み付く。Gパンの上からでも血が出てるほど。一度長靴を履いて挑んだら、奴も考えたのだろう、しばらくグルグルと周りを回って、なんと長靴によじ登って長靴の上の膝のあたりをガブッ!一度噛み付いたらスッポンのようにGパンにブラーンとぶらさがるほどキツイ。ちょっとそんじょそこらのアルジャーノンより知能は高そうです。
  そしてワタシが体調を崩したことからか、いつしか世話係は母親…というありがちなパターンになっており、ユキちゃんも母だけには「これをしたら怒られる」ということをちゃんと理解している様子。そこでワタシも考えた。ワタシも世話係に復活したら、ユキちゃんとの信頼関係も復活するのではないか。
  そして今日、世話係をワタシが買って出てみた。現場監督責任者として母にも一緒にいてもらう。一日に1回、金網スノコ下のオシッコやウンコでいっぱいの新聞を取り替えている間はそこらへんを自由に徘徊させてあげることになっている。ユキちゃんも「何か今日は違うぞ?」という雰囲気。1度目の攻撃。スネ。でも肉までには至らず、ワタシのGパンに噛み付いただけなのでワタシも痛くない。でもその噛み付き様といったらもうスゴイのなんの。自分の足で踏ん張ってグイグイ引っ張る引っ張る。効果がないと分かるとユキちゃんも諦めた様子。作業を再開のワタシ。後ろでグルグルスキを狙ってるなぁ…という殺気は感じていたその時!なんと彼奴は、ワタシの肌の剥き出しになっている部分、無防備なホースとタワシを持つ手元に向かってジャンピング・アターーーック!ワタシは偶然にもその攻撃をサッとよけられた。ユキちゃんの着地地点は足まで浸かるほどのお湯の中。一瞬ユキちゃんも、「???」となっているのが有り有りと手に取るように分かった。どうだ、思い知ったか!そんなこと企むからびしょ濡れになるんじゃい。…とこの一件で懲りてくれるといいのだけれど、恐らくユキちゃんは次なる作戦を練ってくるだろう。
作業用ゴム手袋   そこで本日購入したのがこの“ゴム手袋”。ちょっと写真に撮ってみると、革製の良いヤツに見えるけど、違うわよ!これは農作業とかそういう本職さんが使うようなブ厚いゴム手袋。次、また手元を狙われても、ちょっとやそっとならこれなら大丈夫だろう。次は肩まで登り付いて首元を狙うか???当たり所が良ければ、動脈から血が吹き出すで、んなもん。新聞載るわ。
「ウサギに首噛まれ出血死」
  かなんでそんなん。♪死んだら新聞に載るようなロック・スターに〜なんて歌ってる場合じゃないわよ。一応その時には肩書きには“美人OL”ってつけてくれる?一応。
  …そんなことはともかく、ユキちゃんがワタシの何が気に入らんのか、ぶっちゃけた話、腹を割ってしゃべってみたいもんだ。そっちの言い分を聞いてやろうじゃないか。ワタシとユキちゃんの“わだかまり”が氷解する日は来るのだろうか。いや、ワタシはわだかまってない。愛しているのよ。向こうが攻撃してくるだけで。ワタシとユキちゃんの戦いの日々は続く…。

ハイ、ここまでよ

* 21日 ついに国民年金の魔の手がワタシに… *

  そんなたいそうなこっちゃないんやけどさ。「あれ?仕事辞めて年金ってどうするんやろ?」とは思ったが都合良く忘れてほったらかしておいたら、赤紙ならぬ“青紙”が届いた。
  これ見たことある。だってワタシ、これ仕事の時に“第3号被保険者”認定のハンコを押してあげてたもん。んでもってお医者サンってずーっっと学校にいて、その後も研修医とかで学校に居つづけたりするから世間知らずというか、なんというか。身の回りのお世話は学校(又は職場)では秘書さんが、家では嫁さん(又は母親)がするからか、そういう手続き関係のことを全然知らないのよね。まぁ、知らなくてもいいんだけど、それを棚に上げてワタシの前でキレるのはやめてください。「こんなんが来たんですけどどうしたらいいんですか?」とその“青紙”を持って来るのはまだ良いほう。ワタシが「これを市役所に持っていってください。」なんて言うと、「市役所の“どこ”に持っていけばいいんやっ!?」って何が気に障ったのか怒り出す。そんなことは市役所で聞いてくれい!ワタシは各地の市役所の係の配置を把握してるわけではぬあぁぁぁい!単に市役所に行くのが面倒だ、というのが根底にあるんだとワタシは分析するんだけど。こっちから「年金手帳があるはずですからそれを…」なんて言い出そうもんなら、「そんなものは“絶対に”家に無い!!!」とさらに火に油を注ぐことになるので注意。そんでもって、たいてい訳の分からんことでウダウダごね出すのはなぜか“精神科医”が多いです。変わった人多いです。あなたこそ、そこの科にかかったほうがいいんじゃ…と言いたくなるのをグッと飲み込みます。

  …あ、そんでもって、ワタシの“青紙”。ワタシも「この紙をどうすればいいんや!」とわざとらしくキレみようかと思ったりもしたけど、スゴスゴと足取りも重く市役所に行くことにした。だってワタシの学生時代ですら父親が、「そんなもんは、将来貰えなくなるんだから払わなくていいっ!」と“アルムおんじ”のように頑固一点ばりに言うから、その通りに踏み倒してきたのに…。学生時代に皆よりちょっとフライングして“パート”という形で働き始めて厚生年金を払っていた時代があったんだけど、学生時代に踏み倒したおかげで実はワタシもその“年金手帳”とやらを持っていない。ど、ど、どうしよう。65歳までまた都合良く忘れておこうか。まぁその頃には年金制度もどうなってるか分からないし…。
  んでもって、国民年金、月額13300円も払えましぇーん。高すぎ。ワタシを殺す気か!もうちょっとしたら請求書(納入書、というのか?)が届くんだって。社会保険事務所の前で、「払えるかそんなもん!」と横断幕を掲げて自爆テロでもしてやろうかと真剣に考えてしまったカツオさんでした。

ハイ、ここまでよ

* 20日 山岸涼子『ツタンカーメン』 *

エジプトかぶれ   ワタシは今、エジプトかぶれ。“今”に始まったことではないけれど。「♪憧れのあの娘は宗教かぶれ〜 しゅっしゅっ宗教ベイベー〜♪」(by 餃子大王)なんて歌っても誰も知らないだろうなぁぁぁぁぁ。のびたさんといりこさんくらいだ。(←なにげにご指名。)
  思い返してみると、昔、ワタシってばインカ文明やマヤ文明やアステカ文明あたりが好きで、そのあたりの本をチラホラ読んでいたなぁなんて、つい最近まで忘れていたよ。なかでもワタシは一番知名度が低そうなアステカ文明が一番お気に入りだった。なんでだろ?心臓の生贄台とかあったからかな?変な趣味。
  山岸涼子さんの『ツタンカーメン』がヤフオクで全4巻を430円で落札できた。一冊の値段より安い。しかも本の状態も非常に良い。お得な買い物ができた。内容はツタンカーメン発掘に関わった考古学者ハワード・カーターにまつわるエトセトラなんだけど、ワタシの「エジプトへ行ってみたい」欲が益々そそられます。第4巻に収録されてる、ホルスの目(ウジャト)の元話(神話)の『イシス』って話もすんごく面白いです。
  そんでもって、思い込んだら百年目、猪突猛進、勢い余って同じく山岸涼子さんの『ハトシェプスト』まで読んじゃいました。エジプト唯一の女性の王(ファラオ)の話。女の子に生まれてきたのに男の子の格好をしていたりするのが、『リボンの騎士』風でかわいいじゃないですか。彼女はすごく嫌われていて、壁画なんかに描かれてる名前も後世になって削り取られてたりするんだよ。
  そもそも、山岸涼子。昔はあんまり好きではなかった。小さい頃のワタシは近所に3軒、ちょっと足をのばせばもう2,3軒本屋さんがあるような恵まれた環境に住んでいて、当時は立ち読みし放題だったのでいっぱいハシゴしてました。でも、本屋さんに行くとなぜかトイレが近くなるのでピャーッと走って帰らないといけない状態だったのですがー。その頃は、“えげつい”ホラー漫画や、Hな漫画ばっかり読んでいて(←こうしてワタシの人格形成が成される)、少女漫画にはちっとも目を向けていなかったんだけど、ホラーつながりで山岸涼子さんの『わたしの人形は良い人形』を読んでしまって、そのあまりの怖さにもうその本屋には近づけなくなったほど!日本人形はやっぱりコワイ!…でも、大人になってから友人Fちゃんがワタシの好みそうな漫画をチョイスしてドッサリ全巻貸してくれた中に『日出処の天子』があったのですごく興味深くなったという経緯。
  あとエジプトつながりで話しておくと、エジプトの古代文字、ヒエログリフが好き。メトロポリタン美術館のお土産ショップでヒエログリフ・スタンプセットを見付けた時は感激したね。フィリップ・アーダ著の『ヒエログリフを書こう!』なんて本も貪るように読んでるから、ちょっとくらいなら、ヒエログリフも読めるかもしれない。大英博物館でロゼッタ・ストーンやファラオの棺も見てきたけど、あのいっぱい絵文字が詰まった様子がとても素敵。ヒエログリフは見た目重視で詰め詰めに書かないといけないんだって。隙間だらけはダメらしい。
  あーエジプトに行ってみたい。…こんな調子で別の本に浮気しているので、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』の原書が全然読み進められず。やっとホグワーツ校に着いた。そこまでが、んもう本当に大変なんだってば。ロンの家、長すぎ。あー、公開日までにどうしても間に合いそうにないよぅ。

ハイ、ここまでよ

* 17日 フィリップ・キャンデロロ Fantasy on Ice *

愛しのキャンデロロ様   ←写真がデカイぞ。えこひいき。っちゅーか、えこひいきしすぎ、キャンデロロ!聞いてるか!さすがの吉井和哉氏でも『甘い経験』の時にダイブするくらいやで。それを指くわえて見てるだけでも、やる気なくすっちゅーのに。
  チケット区分に“スーパーアリーナ席”というのがあって、そこは何の柵も無い、本当にスケートリンクの上の席があって、それはもうお値段が…。さすがにそれは払えそうにないので、それでも見栄張って“S席”にしたというのに。三途の川も金次第、キャンデロロ様にチューしてもらうのも金次第ってことですかい。
  だってだって、その前列の人の膝の上に座りに行くわ、半分お姫様抱っこでチューするわ、もうあの人達は今後の人生の運を全部使い果たしたね…なんて呪いの言葉でも吐いていないとやってらんないよ、あたしゃ。最後の抽選大会でブルゾンが当たった人なんて、そのブルゾンを着せてもらっていた。着ていたコートを脱いで着せてもらおうと構えてると、キャンデロロ様が「もっと脱いで」ってなアクション。ニクイねぇ。ジゴロだねぇ。嗚呼、こんな人と握手しただけでも妊娠しそうやわ。次回は膝に座ってもらえるように大枚はたいて最前列に行くか。膝の上に赤毛氈ひいて待ってます。彼は1972年生まれ。おっしゃ、いつでもかかってこい。一万円札のぶら下がった傘でも作っておこうかなぁ。それともパンツに直接お金を挟む?ギャランドゥも彼だけは許す。(←もはや理性を失う…)

  …あ、興奮しすぎて物事を順序立てて話してなかった。前日は同窓会、そして次の日は新横浜までこのフィリップ・キャンデロロ様のアイススケートショーを見に日帰り追っかけツアーしてみたわけですわ。オリンピックやNHK杯なんかでフィリップ・キャンデロロ様の演技を見てからすっかり虜になり、フィギュアスケートファンに。しかも男子、顔重視。出たての頃のロシアの貴公子君もかわいかったなぁ。そして、キャンデロロ様を一度ナマで見てみたい…と思っていた念願が叶ったわけです。さすがにナマで見ると、ジャンプはダイナミック、バック転はするわ、ストリート系ダンスはするわ、フラメンコっぽい踊りはするわもう感動で涙が滲んじゃいました。最初は、この写真にも使った『三銃士』のダルタニアン衣装で出てきてご挨拶。ワタシもこの演技が一番好き。そして次の演技は『WILD WILD WEST』のサントラにのって、ウィル・スミスっぽくダンス。んもう、メチャメチャ格好良い。上手い。しびれちゃう。最後の出し物は『ミッション・インポッシブル』。フラメンコ風ダンス、素敵でした。
  その最前列の人達なんて、そこらの鉄道ファン顔負けの「どこ撮るねん?」ってくらいの望遠レンズを抱えて、カメラ覗きっぱなし。せっかくナマで見に来てるんだから、カメラ通さずにナマの目で見ようよ、って言いたくなるくらい。でも彼女らはベスト・ショットを取ることに命をかけてるんでしょうねぇ。ワタシの2倍ズームのデジ亀では全然及ばず。しかもわりとキレイに撮れた写真を見直していたら、操作が分からなくなって誤って消去してしまうし…。嗚呼、ワタシもあんなレンズを搭載させたカメラが欲しいゼ。
  ちゃっかり、グッズも購入して、このPCの横には彼の卓上式カレンダーが。彼がワタシをラブラブ光線で見つめています。てへ。
  で、フィリップ・キャンデロロってどんな人なのさ?って興味を持った人はこちらを三唱、山椒、参照→http://philippe-candeloro.com/

ハイ、ここまでよ

* 16日 Shakespeare Production 『ヴェニスの商人』 *

  えー、このひきこもり生活からしては、久々に忙しい週末を送りまして。最近、ホント、ひきこもラーになってて、朝起きて「あー、今日はどこにも行かなくてもいいんだ」と思うととても幸せな気持ちになるほど。出掛けるとすんごい疲れるんだよね。と、いうか、出掛ける前から体がだるくて外に出るにも“勢い”が足りないというか。
  そんでもって、16日は、毎年恒例、シェイクスピア・プロダクションの後輩の公演を見がてら、同窓会。大学生の友人で毎年同窓会やってるってのも我ながら珍しい話でしょ。「じゃ、また来年〜♪」とかってバイバイするの。でも毎年、ちゃんと皆にはそれぞれ変化があるもので、今年は“ママ”が増えてた。産んだばっかりで来れない人、今現在、身篭り中の人。ワタシは腹回りばっかり大きくなって、ワンサイズ大きいパンツを購入して同窓会に臨んだというのに。えー、だからそのうちボクササイズ効果が出ますってばぁぁぁぁ。
  毎年、ワタシは「今年も仕事を辞めたい辞めたいといいつつ辞められず…」という挨拶しかしてなかったんだけど、今年は「やっと辞められた」と発表。周りからも「心成しか、笑顔が明るくなった」ともコメントをいただいた。毎年そんなに憔悴していっていたのね…。
  それとは正反対に、確実に成長しているのは、もはや47thS.P.メンバーと言っても過言ではない、ミーちゃん。メンバーの娘さんなんだけど、最初に来た時はベビーカーに乗って赤ちゃん状態で同窓会に出席したのに、去年は立って自由に動き回り、カタコトしゃべる程度、今年はもう自由奔放に飛びまわり、しっかりしゃべれるようになってる!そして年上男性キラーなのか、同窓会会場のお店の人に愛想フリフリなつくなつく。ワタシの小さい時、あれくらいの年齢の頃ってあんなにしっかりとしてたんだろうか。母親の話では「とにかく人見知りして、他人を見ると泣いていた」らしいのだが。来年になったら、ミーちゃんも、今度は“恥じらい”が芽生えてきて、皆に年齢を聞かれても「イヤイヤ」したりするのかな?…そして来年も何の成長もないであろうワタシ。追い越されるで、そのうち。

  そんでもって、本編、『ヴェニスの商人』。ユダヤ人金貸しシャイロックも散々に悪者扱いされて可哀想だが、「そして誰もいなくなった」状態のアントーニオが一番可哀想なのでは…?今回の『ヴェニスの商人』の終わり方を見て、さらにその思いが強くなった。皆、周りの友人はとっとと結婚していいよなぁ、残ったのは俺ッチ独りかよ…って感じだったもん。
  そして、これだけたくさんのチャンネルで法律相談の番組をやってると知識がつくもんで、たしかに、最初に「元金の3倍を返す」と言われても、それを拒否したシャイロックは、あの時点で契約が成立してるんだよね〜なんて、改めてあの裁判のやりとりを聞いてしまう。「肉1ポンド」が無理、と分かって、「じゃあ、やっぱり金で…」と言っても、もうそれは通用しないんだよね。
  でも、こんな知識、どうやってシェイクスピアは身に付けたんだろう。当時の英国じゃ、「四角い仁鶴がまぁるく収めますぅ〜」の『生活“笑”百科』もやってなかっただろうに。(一部地域のみか?この番組。)

ハイ、ここまでよ

* 10日 はじめての“ふりぃまぁけっと” *

  フリーマーケットに行くのも“初めて”と言ってもいいくらいじゃないのかなぁ、ワタシ。前を通りすぎたくらいのことはあってもどうもじっくりと品物を見ようとすると店の人に声をかけられてたじろいてしまう弱虫カツオ。探せば掘り出しモノはあるんだろうけど、「どうせ不要品を出しているんでしょ。不要品は誰にとっても不要品では…?」、とどうも購買意欲をかきたてられないフリマ。高く売りたいなら、絶対ネットオークションのほうが手間がかかってでもそれなりの値段はつくし…。
  でも、今回はのびたさんとばくれつさんと一緒に参戦してみることにした。値札を付けようとして『マフマフ マフラー』と書くつもりが、『マラボー』(吉井氏が巻いていたような羽根羽根マフラーのこと)と書きかけ、「マラ」でハッと手を止める。止めたとこも止めたとこ。「マラ」てアンタ。先に言っておくとワタシの戦果は一番最初に売れたのはマクドナルドのハッピーセットのオマケ、ディズニーの宇宙基地4点セットが200円。ボタンを押すとミッキーの乗ってるロケットが飛び出すところとかに孫が甚く気に入ってしまったご様子でお爺ちゃんの財布の紐が緩んだ。そしてお次はピンクのフワフワマフラー1本1200円設定のところを800円で。今回“ゆび編みマフラー”を5本作って行ったんだけど、高校生くらいにウケるかとにらんでいたのに意外と小学生に人気。小学生の間では流行っているのか?でも小学生の子がそのピンクのマフラーを巻いてみたらビックリするくらいしっくりきてた。かわいい。ワタシが巻くと成人式を通り越して七五三になってしまうというのに!でも、小学生はそんなにお金は持っていない。2割引の毛糸玉を利用したといっても、あまりにも値引きするとワタシの手間賃どころか原価割れしてしまう。小学生に500円で売るくらいなら、のびたさんやばくれつさんに持って帰ってもらったほうがワタシの気分もいいってもんだ。…ってことで最後はインサイダー取引でのびさんばくさんに1本ずつ持って帰ってもらうことに。ゼンジー北京じゃなくて、マギー四郎のペットのチャッピーちゃん(?)ぢゃないからね!あ、あと、小学生にLOMO写真で作った絵葉書が4枚40円で売れたんだった。しめしめ。
店開き   のびたさんとばくれつさんの服やばくれつさんお手製ビーズアクセサリーはボチボチと売れていたなぁ。素晴らしい。ワタシも箪笥の肥やしがないわけではないのだが、ワタシが着れなくなったものは知らない間にカツオ母が着てることが多い。気に入ってたパンツまで取られた。「それ履きやすくて友人Fちゃんともお揃いだし気に入ってたのにっ!」と憤慨していると、「だってアンタ、もうウエスト入らへんなったんやろ?」ってアンタ、今、ボクササイズだの何だの頑張ってますがな。そのうち戻れますってば。でも元々ワタシは“着道楽”ではないのであんまりオシャレさんじゃなく服もそんなに買わない…というか有態に言えば“無頓着”??? フリマに出すといってもなぁ…あぁ!カバンなら透明衣装ケースにたくさんあるけど、“出す”となるとなんかまだ愛着が…。これって“片付けられない女”の典型的“捨てられない女”???
  今回いろいろ勉強になったのは、まだOPEN前の品物を並べている段階でめぼしい物を物色している人がいる。ばくれつさんの旦那様のサイズの合わないNIKEの靴が一発撃沈で売れてしまった。「なんでこれが300円なのっっっ!?!?(偽物なのか?って意味だと思う)」とすごい剣幕で詰問されて、返答に一瞬たじろぐばくれつさん。アレはその“道”の人だね。また自分のところでそこそこの値段を付けて売るんだろうね。…ってことは、これからフリマに行く人は開始直後が勝負。あとは、結局“不要品”しか残ってないってことさ。
  あと驚いたのが、「ブラジャーとかは売ってないのかねぇ…」と探しているお婆ちゃん。いや、そんなものはなかなか“フリマ”では出ないでしょう。なんなら、今着用中のを脱いで売りましょうか…ってそれじゃ、今流行りの“生セラ”になるやん!
  前日の寒空を想定して、痔になること覚悟で参戦したのに、当日は風は強いものの日焼けしそうなくらいのお天気。もっと寒かったらワタシのマフラーも飛ぶように売れたのでは??? …それにしても、のびたさん、あんな“どんけつゲーム”を200円で買い渋った母親も母親だが、100円で売るのを渋ったのはいかに??? (のびたさん、ばくれつさん、お疲れ様でした。楽しかったです。ありがとうございました。)

ハイ、ここまでよ

* 5日 フラメンコと流鏑馬とワタシ *

  “文化の日”効果でしょうか?昨日、ワタシはあらゆる“文化”を持った友人達からそれぞれに「○○の発表会があるから見に来て!」とお誘いを受けました。どれもこれもみんな見に行きたい、でもワタシの体はひとつ。そして会場から会場へとハシゴできるほどワタシの体の調子も芳しくなく…。(行けなかった人達ゴメンね。次回はぜひ。)この日ほどクローンが欲しいと思ったことはありません。あ、クローンだと記憶は共有できないのか、じゃあやっぱり“どこでもドア”。早く作ってください、島★製作所。
星のフラメンコ?   そして見に行ったのは友人Fのフラメンコ発表会。ワタシにとっては(パルケエスパーニャ丁稚奉公時代を除けば)初フラメンコ。いつものワタシのドラムの発表会イベントのようなモノを想定していたから、その会場の満員御礼ぶりに度肝を抜かれた。うわー、ワタシにはあんな脇の開いた衣装は着られない…うわー、ワタシはあんなに足を見せられない…とドキドキして友人Fの出番を待つ。「衣装はピンクだって言ってたけど、どれさっっ!?」ってくらい老若女皆どぎついメイクで、一瞬Fが見つけられない。よかった、Fはちゃんとお袖のある衣装だ。あれなら安心ね…なんてデジ亀を最大限にズームじて撮影するが、席が遠くてやっぱり見分けがつかないほどの写真しか撮れず。ゴメンね。でもとっても華やかできらびやかに輝いていたわ。次は遠くからでも分かりやすいようにぜひKISSメイクで出てください。
お馬たん正装中   そして、今までその神社の近くに長年住みながら、毎年そんなことやってるなんて知らなかった流鏑馬。お馬たん見たさに寒空の下、カツオ母と行ってきました。グッドポジション取りに早めに会場入りすると、お馬たんが到着して流鏑馬(ヤブサメ)用に正装しているところでした。全部で3馬来ていて、つながれている木の皮をかじってかじって木がズル剥けになってました。ウチのウサギのゆきちゃんは絶対触らせてくれないけど、お馬たんはチッチッチッと舌で呼んだらこっちを向いてくれてちゃんと撫で撫でさせてくれたよ。嗚呼、このあたりが“5級ライセンス”保持者ぶりを発揮??? あー、馬乗りてぇー。
弐の的的中!   そんでもって、流鏑馬本番。目の前を全力疾走するお馬たんの迫力は凄い。美しい。その上で流鏑馬装束を身に纏った人が弓をつがえて矢を射る。もちろん両手放し。的から的までの距離もそうないので、1つ目を射ったらすぐに次のを用意しなくてはいけない。的に当たると「おぉ〜」ど観客がどよめき、外れるとオバサン声で「あぁ〜」。「あぁ〜」なんて言われた日にゃ〜、アンタ、ワタシのプライドが傷ついて「もう馬に乗らない、プイプイッ」もんだわよ。並足よりちょっと早いのでも(馬的には全然走ってないスピード)「おお、早い早い、ちょっと待ってくれぃ〜」って感じで、鞍の持ち手の部分から手を放して手綱だけになるのも怖いってぇーのにさぁ。あ、“5級ライセンス”の技をふりかざしても、目の前を走る馬が早すぎて写真に収めるのは難しかったです。(←これはライセンスとは関係ない。)あー、おかげさんで、ワタシの体は凍えきってしまって風邪がぶりかえしたよ。

ハイ、ここまでよ

* 1日 パンダさんが好きです。 *

なんの変哲もないパンダさん、かえって珍しい。   でも、キリンさんのほうがもっと好きです。←ウソ。パンダさんが好き。(“たれぱんだ”はちょっと媚び過ぎているので好きではない。)今でこそ熱が冷めたけど、新★文庫Yonda君には躍らされたさ、あぁ躍らされたさ。
  で、次に躍らされているのは、“プッチンプリン”の黄色いパンダ。応募券を集めると“プッチンパンダ・ジャンボクッション”が当たるんだって。で、それに必要な応募券は8枚。3個入りのプッチンプリンについてる応募券は2枚。∴合計12個もワタシはプッチンプリンを食べ続けなければいけない計算。これじゃ、ジャンボクッションが当たる前に、ワタシがジャンボクッションになっちゃ〜うよ。(アルシンドは今いずこ?)

ハイ、ここまでよ

(c)katsuo3
シェイクスピアの小窓