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>゚)))彡 カツオノオカシラ 10月 >゚)))彡


* 26日 毛糸に恋した *

  ↑群ようこさんの本のタイトルのパクリ。いやまぁなんですなぁ、あの“手芸屋さん”っていうんですか?そのお店行くといろんな種類の毛糸があるある大辞典。昔は普通のツルンとしたのしかなかったよねぇ。今はモケモケと毛の生えたようなヤツやら、その毛糸一本で“一本でもにんじん”とばかりにいろんな色が混じってるからそれさえ使ってれば器用に途中で色を変えたような風に作れそうなのやら、もう「アノコがホシイ、アノコじゃわからん」と選んでるだけでお腹一杯になっちゃいそうな勢いです。アレもコレも欲しくなって、アレもコレも手に抱えてるだけでもう既に作品を作り上げたような満足感があります。これからしばらくは、行く先々で毛糸売り場を見て、目新しい毛糸を探してしまいそうな気配…。そんなに作れるんかいな???
リベンジ作品   そんでもって、昨日「できたーーー!!!」と大はしゃぎで処女作品を母と一緒にいろんな巻き方を試しているうちに、「なんかコレ伸びてきてない…?」ってことになって、改めて見てみると明らかに1.5倍は伸びてる。モコモコした毛糸だったのでそのまま毛糸1本取りでゆび編みでザクザクとやっていたので元から目が粗かったせいだろう。まぁ長ければ長いでリボン風に結ぶなり、サッカーの中田のようにズルズル引きずるくらいに巻くなり(←さすがにそんなに長くはない!)、どうにでもできるんだけども、やっぱりちょっとヒモ状態みたいになると貧相…ってことで、もういっぺん毛糸をほどいて今度は2本取りでリベンジ!棒編みで細編みでやってたら絶対にそんな気は起きないけど、ゆび編みはすぐにできるのでやり直しもやる気になれます。そしたら、今度はちゃんと目の詰まったしっかりした出来上がりで出来ました。(写真)長さもコートなどを羽織った時にも持て余さないような使い勝手の良い長さになりました。嗚呼、ゆび編みってこんな風にするものなのね。納得。
  そんでもって、「ちょっと貸してみいな」とカツオ母がやり始めたら、断然カツオ母のほうがやんわりふんわりと仕上がっていく。違いは母の手。その名も“Gold Fingar”。ワタシのクララ(@『アルプスの少女ハイジ』)のような指では(わー刺さないでー!)目一杯広げてやんわり編んでいるつもりでも、どうしても小指までくるとキツク締まっていってしまう。母の程好い“働き者の手”だと、自然とやんわり編み上がる。「その途中から頂戴!」と母の手から奪ってワタシが編み始めても、気付くとやっぱり締まっていってしまっていて、ツチノコみたいな不恰好な姿に…。それならやっぱり最初からワタシの手でしたほうが幅も揃っていいか、ということでまたほどいて編み始める…ということを繰り返していました。
  むかーし、むかし、小学校の時に、少しだけ“家庭科クラブ”に在籍したことがあり、その時は棒編みでマフラーに挑戦したけども、2枚が4枚、4枚が16枚…と30目で始めたマフラーが途中から40目ほどになって挫折したこともありました。ゆび編みはどんなに頑張っても指の本数は増えないのでその点は安心です。編物界の貴公子万歳!

* 19日 『Dolls』観てきた *

  のびたさんの「40分に集合。」という謎のお誘いメールを受けて、「だから何時に集合?」と返信を打ったままそのうち返事が来るだろうと昼寝すること小1時間。16時15分くらいにのびたさんから電話がかかってきて飛び起き、「ゴメン!16時50分スタートの映画やねん!」とのこと。頭はまだ痛かったが、カツオ母はおでかけだったので、このままでは晩御飯にありつけない、なんとしても外に出なければ!と車でプップーとギリギリ滑り込みセーフで映画館へ。ばくれつさんも交えてのオンのようなオフのような『Dolls』映画鑑賞会スタート。
  北野武監督の映画を見るのは実は始めてなのですが、この手の日本映画(『釣りバカ日誌』除く)ってフランス映画に負けず劣らず台詞が少ないね。でも、この手の映画に多い“この画面から何かを感じろ!”の押しつけビームは感じなかったので○マル。さすがに評されてるだけあって色彩感覚はスゴイ。衣装も「いつ着替えてん!」ってくらい素敵。管野美穂ちゃんと西島君はまるでADSLのように赤いロープで“つながりっぱなし”です。歩きつづけて、いつ「パトラッシュ、僕はもう疲れたよ…」ってなるのか待ってたんだけどそういう終わりではなかった。“Doll”が単数系ではなくて“Dolls”と複数形なのもなんとなく理解。純愛のカタチもいろいろでてきます。昔ワタシが大好きだったアーティストの歌に「♪一瞬だけ二人が見た 純愛なんてわがままだよ」って詞があったけど、それがチラチラと頭をかすめました。純愛ってありえるのだろうか。西島君の父役に“アイフルのパパ”が出てきたので、キャー!どうする?アイフル!と色めきたってしまうカツオ。
しろたんです。   話は変わり、左の写真は“つられ気分でRock'n Roll”とばかりに、まりにら姉につられて衝動買いしてしまった“しろたん”枕。カツオ母が見るなり、「タマちゃんか?」と呼んだけど類似品に注意。エボシ様に「己の不幸を人に見せつけるのか。」(@『もののけ姫』)と怒られてしまいそうだけども、ワタシの頭痛の種は頭痛が毎日毎日続いていること。体もダルイ。結果、気分もダルイ。これじゃ、恋のひとつもする気にもなれません。まりにら姉がこの“しろたん”を衝動買いしてよく眠れたっていうから、ワタシも試しに買ってみた。っちゅーか、ワタシはすでにNASA仕込みの“テンピュール枕”で寝ているのよ!…それでも肩凝り・背中痛は治らないんだけどさー。NASAにも見放されたってこと???でも“テンピュール枕”なんてこの“しろたん”が9匹くらいは買えそうな勢いの値段がしたんだからー。でも、侮るなかれ“しろたん”。このフニフニ感が寝返りをうってもなんとでも頭にフィットしてくれてるみたいでなかなか良い。“テンピュール枕”の立場は!? “しろたん”は「洗えます」って書いてたけど、洗ったら最後、ゴワゴワになって帰ってきそうなので、“しろたん”にもう1重カバーを、とタオルを巻き付けて使ってます。でも、今朝は夜中2時にパッチリ目が醒めてしまって、そこから寝付くのがまた大変だったんだけどさー。助けて“しろたん”。

* 17日 せちがらい世の中だニャ! *

  今日はハロー・プロジェクト…じゃなくて、ハローワーク認定日。いよいよ待ちに待った失業保険が貰えるわ!とドキドキして行ったら、何やら様子が違う。なんか認定方法が変わるから説明会に出ろ、とのお触書。新聞やニュースで「失業保険制度が厳しくなる」とのウワサは知っていたけども、「早くても来年度くらいからだろう、厳しくなる前に貰っちゃえ!」と夢の悠悠自適“自由人生活”を思い描いていた計画にも蔭りが…。なんともう9月から変更になっていたらしい。あー、もっと早くから貰ってた人はラッキーだなぁ。だって、「私、もうすぐ年金が出るんやけどなぁ…」って待合で大声でしゃべってるオバチャンとかいたもんな。そんな人が失業保険もらっちゃダメでしょ。それこそ「活発に求職活動し、今すぐ働ける状態にありながらも、なかなか職につけない」の失業保険の本来の意味に反してる。そんなワタシもその「活発に求職活動し」ていない点で、いつも後ろめたい気持ちでハローワークに行っているわけですがーーー。
  で、一体何が変わったのさ、って言ったら、失業認定を受けるための報告書が厳しくなったのよ。今までなら「新聞広告、インターネットで求人情報を閲覧して求職活動」だけでもまぁまぁ許されてたんだけど、提出書類も1枚増えて、今度からはもっと具体的に書いた「求職活動計画書」って用紙まで出さないといけないらしい。その“求職活動”ってやつも、次の認定日までの期間中に原則2回以上は行っていないといけないらしい。「面接を受けたりしてる事業所に問い合わせることもあります。」なんて脅し文句も書いてあって、かなり凹むカツオさん…。来月からどないしよう。どないして法を掻い潜ったらいいんだろう。(←違法行為を公言っ!?みんな、ハローワークにワタシのことを通報しちゃダメよ!)
  …っちゅーか、ハローワークも雇用保険(失業保険)を払いたくないなら、そんな制度は止めてしまえ!入りたい人だけ入れば良い。自分で選択して、自分で着実に貯金しとくわっ!って人は払わなくても良いって風にしとけばいいんじゃないの?有無を言わさず給料から差っ引いといて何さ!年金間近のオバチャンのために払っていたわけではないのよっ!…って叫びもむなしく風にかき消され…って気分ですわ。だって、なんせワタシは「活発に求職活動し」ていないんですものね…。嗚呼…やんぬるかな。
  でも、その説明会で係の人が「用紙2枚ともにココに今日の日付を書いておいてください。」って言っただけで、「用紙2枚ってどういうことやっっっ!?!?!?」ともらったリーフレットの中身もよく見ずに大騒ぎでパニック状態になってたオヤジ、そんなんじゃアンタはこの先どんな職にもつけないよ。係のお姉さんにリーフレットを開けてもらってちゃっかり用紙が2枚出てきてるし。
  そんでもって、“ホット求人情報”ってペラペラの紙1枚もらって見てみたら、ワタシの前の職場の名前がそこに…。パート事務募集だって。また誰か辞めるんやろか?もしかしてワタシの後任の人だったりして!?なんならワタシが応募したろか?(←ウソ)

* 13日 『ピアニスト』 *

  新作ビデオにもかかわらず、「不経済だなぁ、こんなんじゃお昼の“家計簿診断”のコーナーで怒られちゃうよぉ」と心を痛めながらも、やっぱり荻窪洋介の『GO』がからっぽ続きなので借りました。他のビデオの前に入ってる“新作情報”の予告編で、この映画に出てくる青年に一目ボレしてしまったのさ。すっかり躍らされてる消費者。
  だって、金髪短髪で背が高くて貴公子君風。アゴが“お尻”状態にちょっと割れているのが残念なんだけど。クリスピアン(元Kula;Shaker、現The Jeevas)系統でかわいらしい!役ドコロはその貴公子風貌を活かしてか、良いとこのお坊ちゃん。専攻とは全然違うんだけど、ピアノがとっても上手。
  …あ、この映画の主人公はこの貴公子君じゃないんだった。女性のピアノの先生が主人公。ニコリとも笑わない厳しいピアノの先生の表向きとは裏腹に、本性はちょっと“異常”な(?)性癖というか、生活習慣を持っていて、そのギャップがすごい面白い。まんま「♪花びらみたいな汚れのないような顔しているのに 異常者みたいなとがった愛撫が本当は大好き〜」(『赤裸々GO!GO!GO!』 / The Yellow Monkey)ってな感じです。…と、いうより、あまりにも表向きを品行方正に生きてきたから、愛情表現が不器用というかなんというか。そんな彼女の前にひょんなことからその貴公子君が現れて、貴公子君がどんどん迫ってくるからさぁ大変。そのピアノの先生が実は“M志望”だったりしてそれを貴公子君に要求して貴公子君激怒、とか。(まりにら姉にオススメの作品です。←突然そんな名指しの仕方をするなってか?) あ、一応、“R15指定”の映画になってます。終わり方はどうなるんだろう?と息を詰めて見ていたけれども、そこはフランス映画らしく、「どないやねん、おい!」とツッコミを入れたくなる終わり方をします。

  そんな映画を見たからか、音楽の試験を受けている夢を見てしまったよ。単純。音楽の試験って言っても学校の授業の…なんて甘いもんではなく、本格的にオーケストラに入るかどうかのオーディション並の試験風景。そんなん受けたことないのに。高校の時の同級生のミオちゃんはクラリネットで受けているのに、ワタシとのびたさんはなぜか“縦笛(普通のソプラノ・リコーダー)”。なぜ、のびたさんは本職のクラリネットじゃないのだろう?ワタシはなぜドラムじゃないのだろう?(ドラムのほうが明らかに簡単そうだった)と不思議に思いつつも縦笛でがんばる。場面変わって、ワタシのドラムの先生がなぜかピアノで試験を受けていて、先生が課題曲の譜面を忘れてきたっぽかったので、ワタシのを取ってきてそのままワタシが苦手とする譜面めくりをしていたよ。不思議な夢でした。

* 10日 『アイズ・ワイド・シャット』 *

  うおぉぉぉぉぉーーーーー。こんな感触久々。こんなにも心理的に“怖さ”が迫ってくる映画って久々に見たような感じがするわー。かつおさん、今回かなりのヒット。
  映画館にかかっていた頃はなんとなく“騒がれすぎ”感があったので、鶏口牛後だ!と見に行く気になれなかったんだけど、レンタルビデオ屋さんであまりにも荻窪洋介の『GO』がからっぽ続きなので借りてみることに。やっぱり騒がれるものはそれだけの理由があるってことか。
  それにしても、ものすごく怖い。別に血が流れたり人が死んだりするシーンもひとつもないのに、これだけ迫り来る怖さを感じさせるのはやっぱり映画の作り方が上手いと思う。人の“想像力”を信じて、の作り方だね。18禁のエッチなシーンがあるので、ワタシも一応予防策として親が寝静まってから夜中にコソコソと見ることにした。計画、2夜連続。トム・クルーズが秘密の仮面パーティーから帰ってきた所でハイ第1夜終わり。我ながら今後の展開が気になって仕方ない絶妙なカット。どうなるのどうなるの?あの女の人は誰?あの人はどうなってしまうの?そもそもあのパーティーは何?トム・クルーズはどうなるの?繰り返し流れる単純なピアノの旋律がこれまた怖い。縮み上がる。ちょっと長めの映画なのに、全然その長さを感じさせないほど世界にのめり込んで見入ってしまった。やっぱり上手に出来てる映画だ。うーん。スタンリー・キューブリック監督ってスゴイ。
  トム・クルーズとニコール・キッドマンってマジ夫婦でよくこんなシーンができるなぁという観念が頭の片隅にずっとあるのは否めない。『利家とまつ』を見ていて、反町隆史と松島奈々子の共演シーンを見ているようなもんだ。違うか。それはともかく、トム・クルーズといえば、レスタト。『インタビュー・ウイズ・ヴァンパイア』の時は見ているうちにだんだん気持ち悪くなってきたけども、今度の『クイーン・オブ・ヴァンパイア』もやっぱり興味ある。今度のレスタトはロック歌手という設定も面白そうじゃないですか。

* 7日 近頃の「どうする?アイフル」のCM *

  なんとかなりませんかね、あのワンコの目。呼んでます。訴えてます。
上手に撮ってあるなぁ。うちのゆきちゃんだって、目をウルウルさせて、前足をカゴのところにかけてつかまり立ちして、“お願いポーズ”するのよ。もうその時のかわいさと言ったら!だけど、あんまりかまってあげてると、「なんや、かまうだけかまって外には出してくれへんのかい!」と最後には噛もうとするか、飛び道具の“オシッコ”をかけくるので騙されてはいけません。
  なにやら、最近、犬のしゃべってることが分かる(気持ちが分かる)首輪みたいなグッズが出てるみたいですね。とうとう“ドラえもん”の「ホンヤクコンニャク」の時代が来たか!今、書いてみて思ったけど“ドラえもん”ってすごいネーミングやね。“ドラ右衛門”やで。
  そんなことはさておき、ワタシは小さい頃から“犬”がどぉーーーーーーしても飼いたくて仕方ないままここまで成長してきました。自分の子供よりも先に犬が欲しいくらい欲しい。でも、おうちの事情で「犬はダメ」と言われ続け…。ヒマさえあればペットショップや近所の犬とお友達になりに行ってました。ペットショップではたまにさわれるようになってる犬もいて、かまっていると、横からドスドスとオバチャンがやって来て犬はそっちのオバチャンのほうに愛想をふり始める。そうするとそのオバチャンはデカイ声で「アラー、うちのジョンの臭いがするのかもしれんねー。」とのたまう。犬が欲しくてたまらなくても飼えないワタシは、そこで涙が溢れてきました。幼くして、子供が欲しくても子供が持てない母親の気持ちを一瞬にして悟ったような気分。
  「高校に受かったら犬飼っても良い」と言ったのはどこの父親や!ワタシがどんだけ期待して頑張ってたか分かるか!それをアッサリと裏切られ、ショックのあまり一週間くらいご飯食べなかったら(食べたくなくなった)、さすがにまいったのか“父の詫び状”が届いたがそんなことでは納得できないくらいワタシは執念深いのじゃ!条件的にはOKだろう、と思われる今になっても“許し”が出ないのがどうしても理解できない。「ダメ」と言っておきながら、ワタシが生まれるずっと前にウチにドーベルマンくらい大きい犬が迷い込んできて、そのままここで面倒をみて、そのタロウ(犬)がいかに賢かったかを自慢げにしゃべるのはやめてほしい。犬が来たら、世話もせずに一番にかわいがるのは貴方だってことはわかっているのですよ。

* 4日 アニメ版『ロード・オブ・ザ・リング』 *

  勢いで買っちゃったのよ、ワタシ。バカ。レンタルだって全然出てるのに。
1978年制作の作品。1コマずつ実写フィルムをトレースする技法を用いたハイクオリティ・アニメーション…って書いてあるけど、映像がメッチャ怖い。特にオークとか闇の追手とか悪者関係。子供泣くで。さしずめフロドはなんとかカワイイのでまぁ安心って感じなんだけど。他は…。レゴラス様…。
  でもこのDVD、なにがすごいって、その字幕の豊富さ。音声も英語とフランス語で選べるけれども、字幕はすごいよ。英語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語・日本語・中国語・タイ語・ハングル語と8種類!どこかの駅前留学のメニューの宣伝じゃないよっ。でも語学学習にも役立ちそうなこの豊富さ。残念、ロシア語はなかったね、のびたさん。(←突然名指し)
  ストーリーはこのまえの実写版映画〜旅の仲間編〜と同じく、「そんで結局指輪は無事に捨てられたんかい!?」と分からんような終わり方。アニメ版は続編もなくこれ一本なのに。一本でもにんじん。

(c)katsuo3
シェイクスピアの小窓