◆30日 赤坂BRITZ強行遠征、クリスピアン王子を見る◆
えー、かれこれ8月にも入ってしまっていていろいろとありますが、やはりまず7月30日のことを書き留めておかなければならないでしょう。
フジ・ロックフェスティバル(苗場)の後夜祭として、赤坂BRITZで元クーラ・シェイカーのVo.クリスピアンの新バンドJeevasが演るってことで、苗場は無理としても、これは行かなければ!!!と、かなり無謀な計画で行ってきました!学校は試験日だったので、休むことができず、試験を終えてタクシー飛ばして新幹線に飛び乗る!そして次の朝一番の新幹線でまた帰ってきてそのまま何事もなかったように登校する!そしてなんとその夕方はバンドの練習まで!!! 和泉元彌もビックリの大異動、乗り継ぎ次第では人一人殺せるよって“火曜サスペンス”並に時刻表をにらめっこしました。我ながら和泉元彌のマネージメントができるんじゃないかって思ったね。
だって、クーラ・シェイカー時代の来日ライブ、見逃してるんだもん、「また来るからいいかぁ」なんて呑気に構えていたら突然の解散。ガーンガーンガーン。もう絶対クリスピアンを生(ナマ)で見ることができないのか・・・と絶望の淵に立っていたものでした。
そして、赤坂BRITZ。対バンはもう騒音にしか聞こえない。前で暴れに来る“フーリガン”がコワイ。君達は音楽を楽しむってことをハキチガエテイルヨ。そして、突然後方から突入してくる“日の丸特攻隊爆弾娘”、コワスギル。そんな風にノルことで日々の鬱憤を晴らしているのですか? でもJeevasのためにジワッジワッと前進してよいポジショニングをキープしとかなきゃ、と退屈だったけど前のほうへ。
いよいよ、クリスピアン。かっこいい・・・。麗しすぎる。白い。野菜しか食べないからああなるのか?なんか髪が短くなってサングラスかけてGacktのようになっててちょっと「ありゃりゃ、こんなんだったっけ?」だったが、断然対バンの客層とは違い、若い婦女子が前方を埋めて飛び跳ねる。フーリガンも襲ってこない。ただし“爆弾娘”だけはウロチョロ位置が定まらず鬱陶しい。
いきなり一曲目からクーラ時代の(ワタシの大好きな)『Gokula』で、おしっこチビリそうになる。このフレーズかっこよすぎるわ。他にも『Hush』や『303』やアンコールには『Hey Dude』もやってくれてクーラ時代を見逃しているワタシとしては大変うれしい選曲。嗚呼、無理してでも来てよかった・・・。冥土への良い土産になったよ・・・。
でもふと考える。もしも吉井氏がソロでやったとして、イエローモンキーの曲をやったとしたら、ワタシは「それはズルイ」と感じるだろう。それはVo.だけの特権じゃないか。いいよな、Vo.はバンド解散しても名前売れてるから一人でやっていけるもんな・・・と感じるのは所詮バックバンドドラマーの“ひがみ”だろうか? でも、クリスピアンがクーラ時代の曲をやってくれたのは素直に嬉しいと感じた。素直に素直に・・・。
そしてその夜、まりにら姉とのめくるめく夜が繰り広げられたかどうかは内緒にしておこう。うひ。まりにらねーさん、ワタシにつきあわせてBRITZにも来てもらったし、次の朝は早起きさせちゃってごめんちゃいでした。感謝してます。あ、マイナスイオンドライヤーの効果は一晩では分からなかったよ。