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>゚)))彡 カツオノオカシラ 3月 >゚)))彡


◆30日 “はないちもんめ”における自己分析的考察◆

 今日は友人の結婚式に行ってきたんだけども、あまりの超好青年・才兼美女カップル具合に、まさか未来のいつかに自分がステージのアチラ側に行くんだろうなぁなんてイメージトレーニングもできないほど、非現実的な光景であった、というのが本日のワタシの率直な印象である。

 そしてワタシはなんとなく小学生時代の遊び、“はないちもんめ”を思い出していた。あれは恐ろしい“遊び”である。ある意味あれこそがいじめの温床だと主張したい。前田さん(仮名)という理由も無くいじめられている子がいて、いつもその“はないちもんめ”では、前田さんは最後まで「♪○○ちゃんが欲ーしーいー」と選ばれなかった。クラスでも人気のある子から選ばれて、自分のチームを好きな子だらけにしてしまおうと争うのがその遊びの目的だった。ここで告白してしまうがワタシはその頃、その前田さんの前かその前の前くらいまで「♪欲ーしーいー」のお呼びがかからなかった。選ぶ人がもうなくなってきて、仕方なく呼ばれていたのだろう。
 おそらく、その時に形成されたトラウマから、どんなことにおいても常にワタシの頭の中には「まさか自分が選ばれるわけがない」という柵が張り巡らされていて、良い意味での自己主張ができず、自己アピールに欠けるのだと分析した。果たして日本のどこかにワタシを待ってる人などいるのだろうか。


◆26日 やっぱりクーラシェイカーが好きA◆

 神様、どうか、このワタシの“乱買い”、“物欲”を制止してください。
「オアシス、ブラー、クーラ・シェイカー、ケミカル・ブラザーズなどと一様に隔世遺伝的なグループ」…と銘打たれた日本のバンド、THE REE LIFE(ザ・リー・ライフ)のCDを購入してみた。なるほど、日本のバンドにはなかなか無いサイケなグルーブ感はその説明書きにあるようにかなりかっこいい。まだデビューして、そう間もないから、今後の展開をちょっと注目していよう。近くでライブとかないかな?

 でも、なんか違うの違うの。お前はおとなしくイエローモンキー聴いてろてなもんなんだけど、なんか求めてしまうの求めてしまうの。こんなジャパンの名前も知らないような町に住む一人の人間がクーラ・シェイカーのCDを聴いて、ココロをうずかせているなんて、エゲレスにいるクリスピアン・ミルズにのろしでも上げて、イヤと言うほど思い知らせてやりたい。


◆25日 やっぱりクーラシェイカーが好き◆

 誰か、ここ最近のワタシの“乱買い”を制止してください。
クーラ・シェイカーのブートビデオ(いわゆる海賊版)を2つも入手してしまった。今や、インターネットさえあれば何でも手に入る時代です。クーラ・シェイカーというのは英国のバンドで、アルバムを2枚出して、そそくさと解散してしまったバンドなのだ。来日ライブもやっていたけど、「また来年も来るだろうから、その時は行こ」と軽く構えてたら、いきなり解散してしまった。後悔先に立たず。河童の川流れ。(←違う)
…と、いうわけで、動いているクーラ・シェイカーというのはとてもとても貴重なのであります。そしてライブ盤ブートCDも。(←いくつか持ってる。)

 さて、そのビデオ、ブートとだけあって、ダビングを数回したように画面がにじんで見えるけども、そんな贅沢なことは言えません。クリスピアン(Vo&G)、その立ち居振舞い、そのギターの弾き方、かっこいい、かっこよすぎる。やっぱりワタシは貴公子君系に弱い。そしてドラムとベースが醸し出すこのグルーブ感、たまらない。どーしてアルバム2枚で解散してしまったのか理解できない。もったいないオバケが出るよ。

 そして、外国のバンドにこうまでも入れ込んでしまう自分も不思議に見えたり。他の外国アーティストはCDは買っててもそこまで入れ込んでないもんね。っちゅーか、このクーラ・シェイカーに続く、というか似たようなバンドを探そうとしてもなかなかいないのが現状。誰かご存知でしたら教えてください。この顔見たら110番。


◆24日 汝自身を知れ!◆

 ↑これを言ったのは誰?ソクラテス?アリストテレス?
来週、お友達の結婚式があるってんで、今日はスーツを探しに行った。いかにも値段もプライドも高そうなショップで(あえて名は伏せておこう)、とても素敵なスーツを発見。ひとめぼれ。めちゃめちゃキレイなラインと生地の光沢。どうみても今のこの体型の崩れたワタシには入りきれそうになかったが、果敢にも試着を申し出る。店員に話を聞いていると「当店はSサイズとMサイズのツーサイズで展開しておりますので…」・・・展開しております??? Lサイズはなのかい、Lは。そんなことで商売が成り立って行くんかい!・・・と思いつつ、試着室で見事に自滅。こんな細身のスーツを着こなす日本人が存在するのだろうか? 服に体を合わせろとはなんたることか。

 そそくさと商品を返して退散して次の店へ。値段はまあまあってところ。いいかげん歩き疲れて服も見飽きてげんなりしていたので、そこで手をうつことに。それでも試着してみると、パンツのほうの太もも部分がちょっと逞しい?宅間伸? 以前のワタシならこれで良かったんだろうけども、まあ見苦しいほどではないか。この店はこれ以上のサイズは置いてない。もうやけっぱちになっていたので、下腹部には目をつぶり、それをお買い上げ〜。

 帰りがけにもう一軒入って、もうワンサイズ大きいスーツを発見し試着してみる。さっきとは打って変わって下腹部が楽チンである。値段はさっきよりも下。やっぱりこれだ、これにしよう、と納得購入。やっぱりワタシは太っているのだ。それにしてもスカートやドレスが着られる人はいいなぁ、いろいろバリエーションがあって。ワタシはそれに合う靴をまず持ってないもんね。あ〜あ、ワタシなんて、ワタシなんて…。
 さっきのは早速キャンセルしに行こう、まだ間に合うだろう…と慌ててさっきの店に戻ると、もうパンツの裾のお直しに持って行ってしまってキャンセルは不可能と言われてしまった。絶句。

 ワタシは今日一日で、同じようなスーツを2着も購入するハメになってしまった。ショックすぎる。アホすぎる。母親にあわせる顔がない。どう説明すればいいのだ。最初から、その一番安い店で、正直に大きなサイズのを試着しとけば良かったんだ。授業料にしてはちょっと高すぎやしないかい? しばらくは立ち直れそうにありません。


◆22日 無意味な飲み会もたまには大事だ◆

 (↑詳しくはキャラミル研究所参照。ワタシは無意味な飲み会を嫌う「タイプ8」人間)
 今日は、ボクササイズ受講者懇親会・プラスαばくれつさんとの初のご対面、そしてのびたさんと会う(←オマケ扱い?)というひとくちには説明し難い飲み会がありました。当初の目的であった主賓の先生が連絡不行き届きで来られず、まあそれはそれで大変楽しい会になり、そのひとつひとつを説明するのはとてもじゃないけどワタシではできないのでそれはのびたさんに任せるとしよう。(責任転嫁) 受講生といってもそのクラスは全員で4人程度なのだけど、意外にもご近所さんの受講生がいらっしゃったり、それぞれのお仕事を知ることができたり…大人になるとなかなかお知り合いが増える機会がないのでそれはそれは有意義な時間でした。

 話は突然変わるけども、管弦楽団に所属しておられるのびたさんに、ヨハン・デ・メイという人の交響曲で『指輪物語』がある、と聞いたので「じゃあ機会あったらMD作っといて」とお願いしておいたら、なんと今日ヤツは“CD−R”を焼いてきてくれた。(←ホットケーキを焼いてきてくれたってなノリだ) そうか!時代はそんな風になっているのか! たいてい新しいモノ好きだが、ことパソコンにおいてはWin98を後生大事に使っているワタシにとっては、これにはかなりの衝撃を受けた。
 そしてありがたく今、その交響曲『指輪物語』を聴きながらこれを書いているのだけれど、「ガンダルフ」とか「ゴラム」とか「ホビット」とかいうタイトルの曲があり、映画を観たワタシにとってはうれしくなってしまうほど親近感が湧いて興味深い。これをそのままサントラに使えばいいんじゃないか?と思えるほどキャッチーで聴きやすかったりする。改めてさんきう、のびたさん。今度、あなたの所属する管弦楽団でコレ演ったら?また聴きに行ってあげるからさー。あ、ドイツかどっかのヘビーメタルバンドでこの『指輪物語』をフューチャリングして作ったCDがある、ってのも聞いたことあるけど、どんなんだろうね。

 そういうと、Yahoo!オークションとか見てると面白いよー。『ロード・オブ・ザ・リング』のお菓子のオマケカードが取り引きされてるんだけど、レゴラス様とかかなりの高値がついてるもん。ワタシもチョコチョコっと入札してひやかしで値段上げてみたりしてほくそえんでいます。(←良い子は絶対にマネをしないようにしましょう。)


◆20日 「勤労の義務」も分からんが◆

 「納税の義務」も分からない!
野村沙知代さんのなんじゃらかんじゃらをTVで観ていて、まぁあの人はそもそもが悪そうな顔をしているから、「悪い」んだなぁと思えるんだけど(偏見)、なんで「納税の義務」を怠ったらダメなのか? 自分で働いて稼いだお金やん。それでプール付きの家に住もうが、玄関まで5分ほどかかりそうな家に住もうが、金色のライオンの口から水が出ているお風呂に入ろうが、コンゴ人の秘書をつけようが…それは違うか…ひとの勝手じゃないか! 預金口座に「ン十円」しかつかない利息からも根こそぎ税金を取っていくのはいかなるものか!?ワタシの預けたワタシの口座じゃい!

 しかもなんと「クイズ・ミリオネア」で、一千万まで行っても、一千万きっちりもらえるわけではなく、ちゃっかり税金を引かれた後の金額しかもらえないらしい!!! それじゃあ、「クイズ・税込みミリオネア」ぢゃないか!!! 何も、税務署員の人がオーディエンスで力を貸してくれたわけでもないし、テレホンで助けてくれたわけでもない。みのさんの誘惑にも負けず、全部自分でクイズに答えたのに、なぜそこからも税金を取っていくのか?これは絶対おかしい!せめてもの救いで「税抜きミリオネア」でやってくれい!

 こんな状況で、本当にこの国は「資本主義」と言えるのだろうか? 絶対、みんな騙されてるよ。・・・こんなこと書いてたら明日あたり赤い本持った人が家に押し寄せて、シベリアあたりに抑留されてしまうのかちら・・・。(←いろいろ混じってる)


◆13日 お菓子のオマケなのかオマケがお菓子なのか◆

 いや、最近、お菓子についてるオマケのほうが本命やったりするやん。そこに申し訳程度にラムネ菓子が入ってたり。それをオマケ欲しさに大人がまとめ買いしたりするという…。ワタシもチョコエッグにだけは手を出さんとこうと誓って正解だわよ。あんなものに手をつけたらキリがない!!!

 今回は映画『ロード・オブ・ザ・リング』のCD-ROM付きお菓子が出てるっていうから、これは気になる、と近所のコンビニやスーパーを探し回ったんだけど全然置いてない。こりゃいかん、と捜査網を広げるべく東京のまりにら姉にメールしてみるとすぐに見つけてもらえた。なんだ?田舎には置いてないのか?そして早速宅急便で送っていただいちゃって、本日手にしました。ここで改めてお礼を言わせていただきます。(一緒に送付していただいた藤本ひとみ著『サド公爵』についてはまた読んだ後にでも…)

 でさ、早速そのCD-ROMをパソコンに入れて見てみたら、すごいのなんの。メイキングシーンがあったり、出演者がナマの声でのコメントがあったり、母と「うわー!うわー!」と画面が出る度に驚きの連続。全部で17分ほどあるから、かなりの見応えがあります。これは絶対ゲットするべきグッズです。オマケにしとくのはもったいないくらいの価値があります。(いつぞやのイエローモンキー「プライマル」の名刺サイズCD-ROMなんかよりもずっと!)

 しかし、そのメイキングシーンとかで何が驚いたって、ワタシが気に入ったって言ってた金髪長髪のレゴラス役の彼(映画に出演するのはこの作品が初めてらしい)、そこに映ってた彼は黒髪モヒカンというか、ウド鈴木状態の頭…。しかもちょっとホモっぽい。山咲トオル風か?騙された、完全に騙された。ワタシの目は節穴だった。ショック…。っちゅーか、彼、金髪長髪が似合ってたんだからそうしとけばいいのに!(←逆ギレ)

 フロドの仲間のホビットさん達も、普段の顔で映ってたから、みんななんだか「“アブトロニック”でこんなに痩せました」って宣伝してるような普通の外人のオジサン。映画の中では確実にフロドと同じくらいの若者に見えていたのに。ガンダルフ役の人なんか、ちょっとしたどこかのIT関連で成功した会社の社長みたいな感じだったわよ。みんな役者さんなんだなぁ、というか、これが“映画マジック”というか。いやー、映画って本当に面白いですね。それではみなさん、サヨナラ、サヨナラ。


◆11日 『漂流教室』◆

 大人げもなく、“大人買い”してしまった。『漂流教室』まとめて全6巻。しかもカードで。こういう時「大人っていいなぁ」とつくづく思う。コンビニ版を探していたんだけど、出遅れたのかもうどこのコンビニも全然置いてなくて揃わないのであきらめて文庫版コミックを購入。

 『漂流教室』、原作のほうが断然深くて面白いです。楳図かずお作品なんで、だいたい想像はつくとは思いますが、「ギャァァァァァ!」とか「ワァァァァァ!」とかばっかりで、虫ケラのように人が死んでいくので、怖いのがダメな人にはちょっと…。とりあえず“幅跳び”ができない人は生き抜けませんよ。
 でも、オープニングなんかはちょっとグッとくるものがあるなぁ。出かける時にはちゃんと「行ってきます」って言おうって思っちゃうよ。それが最後になるかもしれないからね。「ただいま」なんて、何も考えずに言ってたり言わなかったりするけれど、なんと平和でありがたい言葉なんだろう。死と隣り合わせの「漂流教室」の世界ではそんなのん気な言葉は言ってられないよ。こんなことが思えるようになったのも“大人”になったからだろうか。

 ドラマ『ロング・ラブレター〜漂流教室〜』では高校が神隠しに遭ってしまうけれど、原作では小学校が舞台になっています。こうして原作を読んでみると、上手い具合にドラマ化されてるなぁと感心してしまった。いや、ドラマの“出来映え”どうこうは置いとくとして。だって原作に出てくるイベントを上手い具合にドラマに変換してるもん。ドラマはもう数回もしないうちに最終回を迎えると思われるんだけど、どんな風に終わるんだろう。あと数回のうちでちゃんと終われるのかどうか、こっちがハラハラ心配しちゃったりしてます。


◆9日 ワタシはかもめ◆

チャイカ  ワタシが行くと、毎回必ずと言って良いほど、“ワタシが欲しくなるであろう”モノが置いてある雑貨屋さんがある。そして、毎回必ずと言って良いほど、見たモノ見たモノ欲しくなって買ってきてしまうという、ワタシにとっては“悪の枢軸”たる困った店である。
 この前は、ガラスケースの中に陳列してあるひとつの腕時計にひとめぼれしてしまった。もともとワタシは腕時計好きで腕につけきれないほどの時計がわんさと部屋に眠っている。早速、店員サンにその時計を出してもらい、手に取ると、その時計はロシア製手巻き時計と分かった。(写真左)銀色の細身のベルトに、12と3と6と9だけ数字があり、その間は金色のポチがついているとてもかわいらしい四角い文字盤にワタシは心を奪われた。しかも今の時代“手巻き”とは!(おもちゃデジカメでのマクロ撮影が難しく、写真では伝わらないのが残念だ。)もちろん、即購入。
 おろしあ国に詳しいのびたさんに「素敵なロシア製手巻き時計を手に入れた」と報告すると、のびたさんがそれはチャイカ(ЧАЙКА)というメーカーのものだと教えてくれた。チャイカ、とは“カモメ”という意味だそう。ネットで調べてみると、ロシアンハーフカメラにもチャイカという種類があることが分かった。素敵だ、素敵すぎる。チャイカといい、LOMOカメラといい、こうもワタシの心をくすぐるものを作っている“おろしあ国”とはいかなる国なんだろうか。チャイカコレクターになりたい、果てはチャイカディーラーになりたい、とまで思い付いてしまった。
 その興奮のまま、時計のベルト調整をしてもらうべく時計屋に赴くと、「部品が小さすぎてうちでは出来ない」とあっさり断られてしまった。むむむ、簡単にはいかないところがロシア製らしい。(←偏った解釈)不安を抱えて2軒目に行くと、なんのことなくベルト調整をしてくれた。なんだ?1軒目の努力不足か?しかし、これで晴れてワタシはチャイカデビューすることとなりルンルンである。そしてまた飽きもせずあの店に足を運ぶ日々はこれからも続くのである。次は何が欲しくなるやら…。


◆6日 馬が魚でないのと同じように◆

 ムーミンはカバではないらしい。(↑←誤った英語構文の使い方)
ひそかに“カバ”かと思っていた。そう思っていた人は少なからずいるはずだ。そしたら、ロッキーチャックは何だというんだ?
 ムーミンはフィンランド等北欧地方に伝わる“トロール”という妖精みたいな生き物らしい。昨今のファンタジー映画の『ハリー・ポッターと賢者の石』にも『ロード・オブ・ザ・リング』にも“トロール”が出てきたが、どちらもムーミンとは似ても似つかぬ姿で「狂暴で荒々しい巨人」として出てきた。トロールには“良いトロール”と“悪いトロール”がいるのだろうか。それとも普段はムーミンのように穏やかに生活し、満月を見ると突如巨大化して狂暴になってしまうのだろうか。そしてパワーを全開にすればスーパートロールとなって金色に輝き…。(←サイヤ人@ドラゴンボール風)全くもって謎。

 フィンランドといえば、この前TVでオーロラの見えるホテルをやっていた。天井がガラス張りになっていて、オーロラが出ると鐘をならして知らせてくれるらしい。オーロラとはどんなものなのか、百聞は一見に如かずで見に行ってみたいものだ。あと、氷でできたホテルも紹介していた。外はマイナス何十度で、その氷の部屋の中はマイナス3℃。それでも暖かいというのか。バナナで釘が打てる?


◆3日 早速『ロード・オブ・ザ・リング』観てきまちた◆

 「ドラクエ」大好きっ子のワタシが行かいでかいな。
この『ロード・オブ・ザ・リング』の映画を、同じ「ファンタジー」というくくりで「ハリーポッター旋風を巻き返すか!?」などと宣伝されているけれども、『ハリポタ』と『ロード・オブ・ザ・リング』とは全然違うものよ。それは『ハリポタ』と『スター・ウォーズ』を比べているくらい、おかど違いってもんよ。なので『ハリポタ』を期待して観に行くと「ありゃりゃ?」となってしまうかもしれないので注意。映画のなかではエルフ族の金髪長髪の弓の上手い人がお気に入り。(←金髪長髪に弱い) ダメ出しするとするならば映画技術を見せようとしすぎているのか、ストーリーが壮大すぎるのか、ここぞという山場もなく全体的に平坦というか散漫というか。個人個人の指輪に対する使命感もあまり見えてこない。エルフの女の人がエルフの永遠の命を捨ててでも人間の男の人と一緒になりたい、と言っていたシーンは必要なのだろうか?

 このトルーキン著の『指輪物語』はゲームの『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』をはじめとするRPGやそれこそ映画の『スター・ウォーズ』などのストーリーの原点とも言えるもので、すごく長い話で全9巻もあるらしく、その壮大さに今まで映画化が難しかったらしい。しかも、映画ももうすでに3部作と決まっており、今回の『ロード・・・』を観に行っても「つづく」で終わってしまうんですねー、これが。どないする気や、テリオスルキア。『ハリポタ』と同じく、また一年待てってか。あ、でも予告編で『スター・ウォーズ・エピソード2』が今夏7月と宣伝していたからそれで間をつなごうか。『ハリポタ』本も制覇できてないのに『指輪物語』の全9巻に手をつけるか。(←危険、本屋でみたらけっこうな冊数だった。)

 この『ハリポタ』と『スター・ウォーズ』と『ロード・オブ・ザ・リング』の3つで共通して言えるのは、映画が何部作と続いて行くことと、そのグッズがやけにコレクターに人気があるってことかな。『ロード…』も公開初日に行ってるのに、『ハリポタ』同様、さっそくグッズの品切れが目立っていたよ。実はワタシ、公開前日にコッソリ映画館に行って、指輪付キーホルダーとパンフレットは買っておいたんだー。(別にコッソリ行かなくてもいいんだけど)でも、映画に出てくる指輪のレプリカの通販限定リング(限定100個)が欲しいなぁ。手に入れてどうするってわけでもないけどさ。それ買って世界征服できるわけでもなし。どうしようもないものが欲しくなるんです、ワタシ。

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シェイクスピアの小窓