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>゚)))彡 カツオノオカシラ 4月 >゚)))彡


*30日 カツオの飼い殺し*

 いやはや、市の主催の“IT講習”のサポーターというのになってみまして、早速その活動をしてきましたよ。今、全国で展開されてるらしいですね、“IT講習”。なんだか“IT”じゃないとダメ人間と言われてるみたいだ、という投書を新聞で見たことがあるけども、市とかが積極的にやってるのを斜に構えて見ればそれも一理あるなぁと思ってみたり。
 さてさて、サポーターというのは何をするのかというと、本当に文字通“サポーター”。直接教えるのは専門の人がやるので、教室の横とかに立ってて、つまづいている人を見つけて助けに行くというもの。ほとんど立ちっぱなしの仕事なので、最近立ち仕事に慣れていないワタシは一日立っているのに非常に疲れた。前日の職場での力仕事の疲れも相俟って腰が痛い腰が痛い。「あー、これなら、初心者向けでも受講しているほうがまだマシだよぉ〜・・・」と気が遠くなるほどだった。これじゃ飼い殺しもいいところだよ。うーん、今後もサポーターに入るとしても、一日コースは考えモノだな。
 でも、人間ウォッチングはなかなかおもしろいもので、見ていていろいろ分析してしまった。夫婦で受講している方もいて、旦那さんが「オレは分かってるんだ」ってな雰囲気を漂わせた堅物そうな気配。こういうのって、案外奥さんのほうが上達が早かったりするんだよねーと微笑ましく観察してしまった。「知ってるもんね〜」と説明よりも先々進んでいくオジサンもいたり。先走りすぎて、指導者の説明と違うほうに進んでしまい、一瞬焦っていたところをワタシは見逃さないぞ。あと、“左クリック”の練習だっていうのに、いきなり右クリックしてしまい、メニューを出してしまっていたオジサンが、マウスの練習のためのペイントソフトでお絵描きの時間には、異常なまでの絵の才能を発揮していたのには驚かされてしまった。侮るなかれ。


*27日 『幸福な朝食』*

 最近のワタシの本の読み方で良くない傾向は、チラチラっと先を読んでしまうところ。ワタシは毎日一章ずつとかそんなかんじで、少しずつ読み進めて行くの。最近は先が気になって我慢できなくなるのか、ページをペラペラ〜ッとめくってしまい、先々の展開をダイジェストで見てしまうのだ。これではサスペンスものとかだと、おもしろくないよね。
 乃南アサさんの作品を読むのは初めてかと思われるのだけど、新潮文庫消化キャンペーンもあって読んでみました。(どんなキャンペーンだ?)『幸福な朝食』、内容をひとことでいうと、女優を目指して女優になれなかった女性の悲哀・・・ってところかな。こういうのはジャンルは何て言うんだろう。やっぱりサスペンスなのかな。普通におもしろく読めました。「普通に」だけ余計か。「子供が欲しい」と思い始めたらそんなふうになるのかなあとちょっと背筋が寒くなるところもあり。追い詰められていく心境がなかなかリアルで興味深かったな。“火曜サスペンス”のドラマになったこともあるらしい。ヒロイン役は浅野ゆう子。うーむ。この小説からどんなふうにドラマ化されたのか気になるところだわ。
 サスペンスと言えば、同じく新潮文庫で読んだ、新井素子さんの『おしまいの日』もなかなか斬新で、けっこう衝撃的だった。そうか、活字ってそういうことも「アリ」なんだ・・・と。『アルジャーノンに花束を』に続く驚きだった。これはとにかく「読んでみて」としか言いようがない。
 そんでもって今読んでいるのは、『ハンニバル<上巻>』。Yonda君券が欲しいがために上巻しか買っていないという本末転倒ぶりなのです。この場合、チラチラ先を見ようにも<下巻>がないので、手も足もでないワタシ・・・


*24日 車は金を払ってでも洗え*

  ホンマ、車はちゃんとしとかなあかんわ。
このワタシでもさすがに目に余るくらい車が汚くなってきたので、この前ガソリンスタンドで洗車してもらったの。そしたら頼んでもいないのに無料点検サービスまでついていて、「ラジエーターの冷却水が無くなってます」と言われてしまった。これって、放っておいたらエンジンから煙が上がってしまうってこと?そういうとワタシ、車検以外は点検と名のつくものはほとんどやっていない。オイルもかなり汚れていたらしい。後ろのワイパーのゴムが割れているとまで言われた。どんな車やねん。とりあえず、ワイパーは緊急を要していないので、冷却水とオイル交換だけしてもらうことにしたけど、思わぬ出費だったわ。必要経費か。
それにしても胃が痛い。本当のポンコツ車はワタシのほうなのかもしれない。


*14日 「ごめん、寝てた?」*

 と、よく言われます。ワタシが電話に出ると。どんな時間でも言われてしまうんだけど、そんなにもいつも寝起きっぽい声で電話に出てるのかな?
 この前は久々のお友達から電話がかかってきて、「覇気がない」と言われてしまった。そうかな?いや、たしかにそうかもしれない。「最近、何してる時が楽しいんだ?」と詰問されても即答できなかったもんね。でも、これだけは言わせてもらうと、電話をもらったあのときはプレイステーションの「XI(サイ) JUMBO」というゲームの真っ最中で、そういった意味では闘争心はアリアリだったのよ。関係ないか。
 そう言われてみれば最近のワタクシは「覇気」がないかもしれないなあと改めて考えてみる。以前は一人でもマメマメと映画館に足を運んでいたものだけど、そういうと最近トンと行ってないことに昨日ハッと気付いた。あの頃のワタシと現在のワタシではどう違うのだろう?やっぱり「覇気」の有り無しなのか。これはまた“時間どろぼう”に時間を盗まれているなあ。(by『モモ』)そういうとワタシ、『リトルダンサー』って映画が見てみたいんだった。
 職場で新しく転任してきたオジサンがボソッと「あー、なんかココの仕事は“達成感”ってものがないな〜」と言っていたのを耳にして、「なるほどそういうことか」と気付いた。そうだわ、ワタシの仕事ってば、毎月毎月同じ繰り返しで、昨日の続きの今日、1ヶ月終えてそしてまた1ヶ月が始まる、ってな感じで「ここまでやったら終わり」というものがない。事務作業なんてそんなもんだ、と言われればそれまでだし、毎日戦場のような仕事の人のことを考えるとありがたい環境なのかもしれない。
 とにかく最近のワタシには「覇気」がないらしい。


*4日 勤労の義務とはなんだ?*

 ここで問題です。日本人の「三大義務」を挙げよ。
ワタシは3つのうち一つをド忘れ中。誰かワタシをスッキリさせてください。
 それにしても「勤労の義務」とはなんだ!
忙しい時期で、働くってしんどいわ…とどんよりなった時にふと思い付いてムカツイた。「義務」とはなんだ「義務」とは。それぞれに生活の糧を得るために働いているのであって、上のほうから決め付けられてやっているものではない。「納税の義務」はまだわかる。「勤労」を「義務」づけるどころか、「働いてお金を稼いで、納税してくれてありがとう」と言われてもよいくらいなのではないか? どうせ言うなら「勤労の権利」くらいのものではないだろうか? 時節柄、“自己実現のため”などで、好きで失業している人もいるぞ。「義務」というなら、その人達には罰金等のペナルティが科されるかと言われればそうでもない。失業給付までもらえる。納税は怠るとペナルティがあるのに。おかしい、「勤労の義務」は絶対おかしい。 …え? これは非国民発言かっ? かつおがこんなことほざいてましたと密告しないでね。ちょっと疲れているんです…はい。
 そんでもってあと一つの「義務」はなんだったっけ?まだ思い出せない。基本的人権の尊重じゃなくてほら…。

(c)katsuo3
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