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>゚)))彡 カツオノオカシラ 12月 >゚)))彡


*30日 コトノオワリ*

 どうしてもワタシは「物事が終わる」という現象に弱い。「20世紀が終わる」というのはイマイチ“ピン”ときていないのでよいとして、楽しませてもらっていたLOMOカメラのメーリングリストが12月31日を持って終了してしまうんだって。
 ワタシは「終わりだ」と宣言されてしまうと、ひそかにガーンガーンガーンと人一倍ショックを受けていたりする。卒業式とかそういう行事の最中はわりとケロッとしているが、ひとしきり泣いていたりするくせに卒業式が済んだらケロッとしてしまう皆を見てショボーンときていたりする。新しい環境をモノにするのが時間がかかる分、一旦その環境に馴染んでしまうと、「もう以前と同じ状況ではなくなるのですよ」という指令が細胞のスミズミにまで行き渡るまでにまた時間がかかるせいなのかもしれない。
 もう、イエローモンキーは休止してしまうし、21世紀は「終わる」ものだらけじゃないか! どうかしてるわ! あ、今ちょうどヘッドホンで聞いているイエローモンキーで「球根」が流れた。感慨深いじゃないか! 「土の中で待て命の球根よ 魂にさあ根を増やして 咲け……花」


*29日 袖触れ合うも*

 えー、全然「年末」という実感がしていないのですが。ついでに、「20世紀」が終わるということも。でも、地方へ出ている友人が実家へ帰ってきていたりするあたりはやっぱり「年末」なのだろうか。
 今日は高校時代のバンドメンバーで久々に集まることになった。そしたらどうだ、キーボードのコが来春結婚するんだって。「どこで出会った人なの?」って聞いたら、驚くことナカレ、「チャットで出会った人だ」って言うではないか。うひゃー。テレビでそういうケースがあるってことは聞いていても、いざ自分の周りにそんな人がいるなんて、メチャメチャびっくりしたよ。へー。そういうのも「有り」なんだねー、今の時代。ワタシも仕事中にオークションサイトでレアグッズ探してないで、そういう人を探さなきゃねー???


*27日 Growing Up?*

 なんだかんだ言って、25日はちょっとだけクリスマスっぽいことしたかも。裏切り者か?
ドラム習いに行っている所のクリスマス会みたいなのがあって、仕事も早々と切り上げて行ってきた。その先生の他のクラスの人とも合同であって、各々の得意な曲を一曲ずつ叩いて披露するという企画。イエローモンキーの曲は少ない練習ちゃんと叩く自信ないしなぁと弱気になったワタシの出し物はプリンセスプリンセスの『19 Growing Up』という曲。守りに入った。と、いうのもこの曲、ドラムやるぞってなって初めて練習した曲なのだ。もう最近はご無沙汰だったので、さぞ高校生の時よりは上手くなってるだろうという期待もあった。さていよいよみんなの前で披露。うーーーーーん。そりゃあ高校の時よりは少しは落ち着いて演奏できたけども、やっぱりトチルところはトチル。全然成長してないじゃないか。

 話変わって昨日、中島みゆきのベスト盤をレンタルしてみた。なんとなく聴いてみたくなったの。大人? 友達には「中島みゆきなんて、30前後の独り者の女が聴くもんだというイメージがある」って言われた。刺されるでアンタ。
 あと、寝正月を迎えるために、『ボーン・コレクター』のビデオを借りた。「2001年宇宙の旅」にするべきだったかな?


*24日 なんとなくクリスマス*

 ↑ちょっともじってる?>『なんとなくクリスタル』
 もうホント、どこもかしこもクリスマスで。だいたい、なんで「そう」じゃない人はこんなにも卑屈にならなアカンのやろ?幸運にも「そう」であった人達は、何にそんなに強迫観念を抱いているのか。…こうして書いていることすら、既に同じ穴のムジナのようで嫌な気分だが…。
髪の毛を切りに行っても「クリスマスはどっか行くの?」ってこれ見よがしに聞いてくるし、エアロビクスしに行っても「クリスマスなのにこんなにたくさん集まっていただいてありがとうございます」って言われるし、ラジオでもDJの人が「クリスマスまでは忙しかったんですけど、クリスマスからは予定がないんですよ」って言ってるし。
ラジオと言えば、クリスマスソングがイヤというほど垂れ流されていますが、松任谷由美の『恋人はサンタクロース』の歌を聴くたびにコワイ連想をしてしまう。詞の中に「となりのお姉さんはサンタに連れて行かれたまま帰ってこない」っていうような内容の箇所があって、その部分がどうしても ♪赤い靴〜履いてた〜女の子〜 異人さんに〜連れられて〜 行っちゃった〜 と同じくらいコワく感じるのはワタシだけなのでしょうか?
そんなこんなでメリークリスマス。


*13日 "WHAT LIES BENEATH"*

 あー、しんど、あー疲れた。「もういいって、いいって」ってくらい怖いよ、今やってるハリソン君の怖い映画。ユーレイ物。過去の浮気相手を殺してしまったことが、その幽霊によってバレてしまう話。これでもかと怖いのが続くけど、緊張感がそこまで持続しませんって。見ててチカラ入れて構えてしまって肩がこった。おとなしく最初から「ダイナソー」にしとけばよかったよ。見終わった後に“おクチ直し”にそのまま隣の「ダイナソー」に入りたかったくらいだ。同じ“ユーレイ物”でも「シックスセンス」は心底満足感があったのに。(←これはホロッと涙しそうになるほどだ)でも、「シックスセンス」にしても、「ホワット・ライズ・ビニース」にしてもどっちかいうと“日本的”な“幽霊”の考え方よね。洋モノのくせに。ドロロロロロ…。
 結論:専業主婦であんな大きな家に一人で留守番してるのはコワイわ。一人暮しも。あ、それと外国の“ネコ足のお風呂”にゆっくり入るのもやめよう。(←ウチになくてよかった。ネコ足お風呂。)


*9日 サンタは街にやってきた???*

 「サンタさんっていくつまで信じてた?」って職場のパートの人(主婦)に聞かれた。彼女が言うには、娘がもう5年生にもなるのに、まだサンタさんを信じているようだ、こんなんでいいんだろうか、先行きが不安だ、と言う話。
「サンタさんかー、どうだったんでしょう?んー、最初からいなかったかも。」って答えたら、「あ、なんとなくわかるわー」だって。どういう意味だ、そりゃ。
 まわりのオジサンも巻き込んで各家のいろいろ話を聞いていたら、なんだか昨今の親事情が見えてきて、うらやましく微笑ましいような気もしたけど、「!?」な感想を持ってしまった。そこまで子供にサンタクロースを信じ込ませようとしなくてもいいんじゃないだろうか?
 子供が寝静まってから、枕元にプレゼントを置くのはまあよいとして、ワタシが一番驚いたのは、先に小さ目のプレゼントを「親から」としてあげて、本命のプレゼントは「サンタさんから」として枕元に置くらしい。子供は親から先にもらっているから、それ以上のものは親は買わないだろう、という風に思わせる作戦だそうだ。最初の主婦の家の子供は夜中に来るだろうサンタさんのために、テーブルの上に牛乳とクッキーを置いておくそうだ。“お盆”の時期にご先祖が帰ってくるんじゃないんだから、アンタ。
 こんなにもテレビやなんやかんやで情報が溢れかえっているのに、いくら子供でも分からないわけがないだろうと思うんだけど。それともクラスに一人はいる“おませさん”なお友達がバラしてしまうとか。おもちゃ屋さんに行ってもクリスマスシーズンと銘打って売り出ししているのを見てたら嫌でも「プレゼントは“人”が買うものなんだ」と分かってしまうものなんじゃないのか?そんな風に“目隠し”して育てるから、“バーチャル”の世界と“現実”の世界の区別がつかない人間になってしまうんじゃないだろうかっ!!!
 ちなみに「サンタが最初からいなかった」ワタシですが、小さいながらもすでに“物欲の塊”と化していたので、12月が近づくと欲しいものをあれこれ考えて頭の中がそれでいっぱいになっていました。そんでそれを「サンタに頼む」つもりではなく、親に「アレを買ってくれ」と、時には値段まで調べて頼んでいたりしました。だって、うちには暖炉のエントツもなけりゃ、クリスマスツリーもないし、でっかい靴下を飾るわけでもなかったもの。来るわけないやん、サンタなんて。そんなのを信じさせている“家庭”というのでさえテレビの中の話だと思っていたくらいだ。(「サザエさん」とかね。)
 あ、その代わり、大学にはサンタクロースが来たのよ!12月の授業の最終日かなー、食堂にキャンディーを配りに来てくれたよ。正体はWellman先生というネイティブの体格もサンタクロースにバッチリな先生なんだけどね。素敵な学校だと思ったよ。
 今年くらい、サンタさんに手紙書いてみようかな。「DVDのデッキをこの靴下の中に入れといてくれ」って。お母さんに「DVDが欲しいなー」と言ってみたら、「DVDってなんや?」とDVDの説明をさされてしまったよ。ダメだこりゃ。

(c)katsuo3
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