徒然なるままに・・・うだうだとしゃべってみようかなぁ。
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*2000年10月22日(日) ターン・ターン・ターン*

 いい加減“新潮文庫”を読もうにも選ぶ本がなくなってきて困っています。守備範囲が狭いってことか?
今回はなんとか選んで北村薫著「ターン」を読んでみた。なかなかおもしろい話の設定だった。交通事故を境にどんな一日を過ごしても定刻が来ると一日前の自宅の部屋に戻ってしまうという設定。主人公だけが昨日に取り残されていることになるので、街には人はもちろん動くものひとつもいないし、物を動かしても「定刻」が来れば前日の状態に戻ってしまう。極端な話、お店の売り物を拝借してきても、時間が来ればそのお店に戻っているのでお金を払わなくてもいい状態なんだけれども、日が経たないのはなんともむなしい。遠くへ行こうにも時間が来れば自宅に戻ってしまう。むなしい。とにかくむなしい。
もちろんこれは本の中の特殊な状況なんだけれども、ふと、
「現実のワタシの毎日だって同じ繰り返しなんじゃないか?」
と思いついたとたん、取り返しがつかないくらいむなしさの感情がおおいかぶさってくる。同じような毎日を繰り返して、ワタシはどこに向かおうとしているのか?
んがーーーー、日々の仕事も繰り返しでしんどいけれども、この前2日半あった出張で毎日会議室に閉じ込められて延々講義を聞かされるのも、睡魔との闘いで苦痛だったぞーーーーー。
んがーーーーー。今週は怒涛の残業ウィークだあぁぁぁぁぁぁーーーーー。乗り越えられる?(←この先、嫌なことが次々連想されてしまって思考停止、フリーズ。)

 勢いで、同じく北村薫著「スキップ」も今読んでいます。こっちは17歳の女子高校生がある日目が覚めたら自分の25年後になっていた、という話。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」みたいもんです。でも「バック・トゥ〜」と違うところは、そのままの自分がタイムスリップして25年後に行くのではなくて、自分の体も25年後のおばさん体型になっていて、だんなも高校生の娘もいる状況になっていること。タイムスリップ話は「自分だったらどうするだろう?」と想像遊びができるので好きなんだけれども、これはあまりにも生々しくてコワイというかなんというか、読んでいても不安な気持ちになるので読み進めるのも億劫なくらい!考えてもみてよ、明日突然25年後の自分になってたらどーするよ?

*2000年10月21日 踊る阿呆に見る阿呆*

 生まれて始めて「エアロビクス」というものをやってきました!
思い立ったが吉日、一人で道場破りばりに飛び込んできましたよ。スポーツジムに行ってみたい行ってみたいと言いつづけて早幾月?という感じなんですが、やっとこさ行けた。ダメですね、こういうのは。人を誘ってると。「うん、行きたいねー」という話にまで盛りあがってもなかなか行動に移れない。ワタシとしてはエアロビなんてやったことないから、落ちこぼれて行ったら嫌だなー、最初だけでも人と一緒に…とかわいこぶってみてたんだけど。やっぱり一人で思い付いた時に行動に移しちゃうのが一番だ。(←連れだってトイレに行かなかったクチ)

 かろうじて中学生の時にバスケットボール部にいたものの、ボールをトンテンついているよりもいち早く家に帰って『4時ですよーだ』(伝説のダウンタウン大出世番組)のほうが見たかったワタシ。おおよそ「運動」というものからは避けて避けて通るように来たので、これはものすごい革命的なことなのです!(大ゲサ)まあ、目的はアレだよ、肩凝り解消!…ババくさい?シェイプアップなんてまさかのサッチャンよ。まあ、履けなくなったGパンが履けるようになったらうれしいかなぁ…くらいの下心はないと言ったらウソになるけども…。だってワタシの肩凝りはもうちょっとやそっとマッサージ屋さんに行ったところで「どうしてこんなに硬いの?」って困られるだけで、ちっともマシにならないんですもの。しかもひどい時は頭痛やめまいや吐き気までくる。もうこれは「運動」するしか道がない!と追い詰められていたのです。

 いざ、「やさしいエアロ」の時間。明らかにワタシよりも若いインストラクターに「あのー…全く初めてなんでぇ…」って最初にことわりを入れておく。その時間に集まったのはワタシを入れて3人だったので、インストラクターの目も行き届き、ワタシがちゃんと動けてると逐一「NICE!」とか声をかけて誉めてくれる。おだてに弱い「サル(動物占い)」の本性がムクムクと目覚めて、犬のようにはりきってしまう。「やさしいエアロ」は飛んだり跳ねたりはしないので、45分間ワタシでもついていけた。なるほど、適度な運動だ。肩のあたりの筋もよく動かしたし。音楽に合わせて体を動かすっていうのもひととき頭がからっぽになっていいね。でも、一番運動していたのはインストラクターの人だな。説明はもちろん、ノってくると「フー!」とか声出しながらだもんね。終わった時「本当にはじめてなんですかー?全然OKでしたよー」と言われた日にゃーアンタ!ってなもんで。
そこのスポーツクラブは会員制じゃなくて、行ったら1回いくら、ってところなので、行きやすい。拍子抜けするくらいアッサリしていて、嫌な勧誘を受けるわけでもなかったので、一気に好感度アップしたよ。うん、しばらくがんばって行ってみようかな。次は「パラパラエアロ」に挑戦だ!(←パラパラの振り付けを取り入れたエアロのプログラムがあるらしい)
 次に会ったときにワタシがスリムになってたら知らないからねっ!

*2000年10月13日(金) 愚痴*

 中身のワタクシが抜け殻のワタクシに戻ってきたようだ。
だって、素直に仕事が「嫌」と感じるもの。物理的に許容量を超えてるよ。どうやってこなせばいいんだ?
もうがんばれません。

オメガΩの腕時計を修理に出したら、オーバーホールしてくれたのはいいが、お気に入りだった裏ブタのロゴ(マーク?)まで磨かれて消されちゃうし。肝心なベルト部分の部品はどっかやられちゃうし。(←今探索中だそう。頼むよ。)

ところで、AIBOが新しくなって発売されるらしいよ。どうする?>かつお

*2000年10月5日(木) ハートに火をつけて*

 どういうわけだか、最近のワタクシは“からっぽ”である。
良く言えば穏やかな日々、悪く言えばつまらない毎日、痛くもなく痒くもなくココロが“からっぽ”な感じがするのだ。
ココロ動かされることもないので、淡々と日々が過ぎていく。淡々と。こういう時は仕事をそれこそ“淡々と”こなせたりするので不思議なものだ。“抜け殻のワタクシ”が仕事しているのを“中身のワタクシ”がボーッと客観的に眺めているような気分でもある。残業までしてみたりして仕事帰りに寄り道することもないので、お金もあんまり使わない。これはお金が貯まっていいかなとも思う。でも、普段“物欲”で歯車を回しているようなワタクシがそれが無いとなると、なんだか歯車が止まってしまうような気もする。勝手な解釈だが“フツー”の人になってしまったようで少し寂しくもある。バンドも8月のLIVE以来してないし、ドラムも伸び悩んでいる状態だし。(もともとダブルストロークがあやしかったばっかりに、パラディドルができないのだ!)

 「もう10月だ、早いねー」とかってよく人は言うけれども、ワタクシはそれを口に出して言うのがキライである。安心してください。人が言うのはいっこうに構わないし、その場合はちゃんと話も合わせます。これまた勝手な解釈なのだが、
「日が過ぎるのが早いと感じている=何もない日々を送っている」
だと自分の中で決め付けてしまっているのである。ちゃんと毎日に「この日には何をした」と思い出せる要素があれば「早い」と感じないのではないか、という見解からだ。色濃く生きればそんなこともなく、「早い」と口に出してしまったとたん「負け」のような気になっているのである。これは単に自分の中の取り決めだけであって、本当は予定がギッシリ詰まっている日々のほうが“体感速度”は早いように思う。あ、こんなこと言っていてもワタクシは決して「前向きで向上心に溢れている」わけでもなく、週末は「ドラクエ」ばっかりやっていたりする「引きこもり」状態なのでご安心を。

今日はカタメの文体でした。

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