徒然なるままに・・・うだうだとしゃべってみようかなぁ。
まえのを見る。
*2000年2月28日(月) SP座談会レポート


たまにはS.P.の話もしないとね。

以前にも少しお話しましたが、かつおはただいま「SP50周年記念事業」の実行委員として、
お手伝いをしているわけですが、現在はリユニオンで配るための記念誌の中身を作ろうとしています。
で、この前にも少し話した座談会の司会進行役をやったりしているわけです。
第一回目のテーマは「悲劇」、第二回目は「喜劇」、第三回目は「STAFF」、第四回目は「初期のSP」
というかんじでOGの方に集まっていただきました。(私と「姫」が進行役をやったのは二回目の「喜劇」)
この前の26日(土)にも座談会がありまして、今度はお手伝いという名の見学だけに行ってきました。

感想は「やっぱりSPはすごい!」。

なにがすごいって、OGの方々はみなさんこうイキイキとしてお若いというか、みなさん「凛」とされてる。
すごいお洋服もオシャレだし。
第四回目の「初期のSP」には第一回目のShakespeareEve(当時は呼び方や形式がすこし異なりますが)
のLady Macduffの方に来ていただいたんですよっ!!!
占領下(?)の物資の少ない時代に、「マクベス」に出てくる「魔女」の衣装には
各家にある明かりを隠す為の黒いカーテンの布を工夫して使ったんですって!!!

どの方もSPがとっても大事な思い出となっていて、人生において良い経験となっているようで、
今後もずっとSPが続いていって欲しいとおっしゃっておられました。
本当に貴重なお話をありがとうございました。素敵な記念誌を作らネバ。

私もOGの方々のように素敵に歳を重ねていけるのかしら?
いつまでもチケット取りに奔走して、全国までスギサマとか追っかけて行っちゃうオバサマになるんじゃないかしら・・・おそろしや。


*2000年2月23日(水) 「疲れを心の中に入れちゃだめよ」*


村上春樹著「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」(上・下)を読みました。
タイトルに書いたのはそのなかに出てくるセリフで、読んでいて思わず赤線ひこうかと思ったくらい、
バチバチーッときました。
そのセリフそのものは話の本筋にはあんまり関係ないかもしれないんだけどね。
そのあとにこんなセリフも続きます。

「・・・疲れは体を支配するかもしれないけど、心は自分のものにしておきなさいってね」

そうなんです。その通りです。そうありたいものです。
でも、近頃の私はだいぶ「疲れ」が「心」のなかにまで侵食してきたような気がします。
そろそろ「意味もなく」休みを取りたいなぁ。
この「意味もなく」が大事なのよ。用事のために休むんじゃ、求めている「休み」にならないからね。

この本は久々に私の夜を楽しませてくれました。(変に聞こえるなぁ。)
どうやら私の本の読み方は変わっているらしいのですが、
一つの物語を毎夜連続で少しずつ読んでいきます。
良い具合に「章」ごとに分かれていてくれれば、一晩一章ずつ、というふうに。
せっかくの本を一気に読んでしまうのがもったいなくて、
長く楽しみを得るために少しずつ読むのです。
本を読み終えてしまうと、またしばらく路頭に迷う夜を過ごすわけで。

さぁ、今夜は何を読もうか。困った。


*2000年2月20日(日) 「髪結いの亭主」を観たよ*


こういうのが「フランスっぽい」っていう範疇に入るのかな。
静かな映画だった。
でも、ちょっとエッチ。
終わりはとても寂しくて、悲しい。
髪結いの亭主になるのが夢だった少年が大人になり、理想の髪結いの女主人と出会って、
幸せな結婚生活を送るが……。
The Yellow Monkeyの「NAI」という曲にある♪幸せだけど、こわいのはなぜだろう
という詞に通じる世界があります。
(実際、吉井さんが泣いたっていう映画だけど、関係あったりして…)
そういう気持ち、想像はできても実感するのは難しい、まだまだアマちゃんの私。

「シックス・センス」再び観てしまいました。
アラを探してやろうとじっくり見てたんだけど、やっぱりうまいなあ。
すべてが「そういうものかなー」と疑いを頭の中で修正してしまう程度で、寸止めされてる。
むむむ。


*2000年2月17日 「bandits」観ました*


単なる普通の「バンド・サクセスストーリー」かと思えばちょっと違いました。
刑務所に入っている女性4人がバンドをやって、すったもんだあって、外の世界でもヒットしちゃう話なんだけどね。
女の子の友情も描かれています。
最後まで行くと、胸が「きゅーん」ときてしまいまいました。
途中、ちょっと幻想的な場面が出てきたりもしますが、そこはリアリストな観念は捨ててついていきましょう。
挿入歌となっている音楽も(おそらく)ヴォーカル役の人のオリジナルでなかなかかっこいいです。
サントラCDも人気あったみたいだし。

セリフはドイツ語です。
第2外国語はドイツ語だったもんで、時々聞いたことある単語が出てきてうれしかったです。
「聞いたことある」ってだけで意味にまで変換されないんですけども。

映画の中で、バンドやっている時が「人生最高の時」だった、というようなセリフが出てきますが、
この手の「人生最高の時」っていうのは、人生に一回しかないものなのかな?
一回だけだからそれだけ「光る」っていうこともよくわかるんだけど。
うーん、ちょっと寂しいような。きゅーん。


*2000年2月14日(月) チョコは人のためならず?(後編)*


さてさて、今日はヴァレンタインデーでしたが、いかがでしたか?
ワタクシも職場で「配給」してきましたよ。
ホントお菓子屋さんに踊らされてるんじゃないだろうかってかんじなんですけれども。
手作り&本命って方もいらっしゃったのかしらね。
しかし、今の今までこのヴァレンタインチョコをきっかけに恋が成就した、
ってーのは聞いたことがないんですけれども、あるところにはあるんですかね。
イメージは階段のおどり場に友達を通して呼び出してもらって・・・ってヤツ。
それにしても、どうしてそういう場面には「友達」が介入するんでしょうかね。
ま、いいけど。

夜はドラムのレッスンがあったので、それ用にもチョコとクッキーを持っていきました。
先生をはじめ、同じクラスの生徒さんはみんな男のこなんでね。
一応持っていったほうがいいかなぁ〜、私ってかわいいヤツよね〜、と自分で褒めながら。
ホイっと渡したら、先生なんて「今日いろんなクラスやったけど、もらうの初めてや」と喜んじゃって、
こっちまでうれしくなりました。
他の男子が遅れていたので、先生は「他のヤツこーへんかったら、それ全部もらって帰るわ」とまでおっしゃるほど!
結局、みんな来たのでガッカリしておられましたが、みんなも一様にうれしそうだったし、
なんかいいもんだなぁ〜と思ってしまった一日でした。
あんな300円かそこらのチョコでねぇ・・・。(ヒャー、ごめんなさーい!)


*2000年2月12日(土) 「じゃ、ちょっとここでCMに」*


♪ルールル ルルル ルールル ルルル ルールールールールルッルー・・・(「徹子の部屋」の音楽)

金曜の「徹子の部屋」はすごかったね。
なんとドラえもん生出演!
最初から最後までドラえもんはCGの合成で、声は大山のぶ代さん。
たまたまつけたTVにいきなりCGドラえもんが映ったので、
こういうのもアリなのか???と困惑してしまった。
実は徹子さんもCGだったりして・・・こわいって、あんた。
私のまわりでも金曜のこの放送はけっこう目撃者が多い模様。

さて、私も今日はその「徹子さん」になってきた。
いや、ドラえもんと会ったんじゃないよ。(あたりまえか。)
シェイクスピア・プロダクションの50周年の記念事業のお手伝いで、
記念誌に掲載するためのOG座談会の進行役という大役を仰せつかり、今日なんとかそれを果たしてきました。
緊張したのもあるけど、難しいね、やっぱり。みなさんのお話を段取りよく進めていくのって。
だいたい、私自身が「人の話の腰折り魔」なのにさー。(あ、そこのあなた、今笑ったわね!)
・・・そういうと私って昔、雑誌のインタビューの人になりたいって思ってたんだよなーって、
封印していた過去のように思い出したりしました。
それは単に好きなアーティストに会える!っていうミーハー気分の延長だったんだけどね。
話の途中でも強引にCMに入る黒柳徹子さんが「すごい」と改めて思えたよ。
でも、今日の座談会はみなさんとても興味深いお話を話して頂いて、本当によかったです。
私にとっても貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。
それにしてもS.P.やってた先輩方って、いつまでもイキイキと輝いていてすごい!
S.P.パワーってやっぱりすごいね。


*2000年2月10日(木) 「ジャンヌ・ダルク」を観たよ*


映画館で今日までだったので、レイトショーで観てきました。
はぁ・・・、重いなあ・・・。
何が良いことで、何が悪いことなのか。
イギリス軍から見れば、間違いなくジャンヌ・ダルクは悪魔の手先だし、
彼女だってそうやって人を裁いているじゃないか。何様のつもりだっていうんだ。
あぁ、でも火刑はひどいなあ。どうして上位の聖職者はあんなに贅沢をしているんだろう。
シャルル7世もあんなにすぐに気持ちが変わってひどいなぁ。
はぁ・・・何が良いことで、何が悪いことなのか。

話は変わりますが、今日チーズフォンデュなるものを初めて食べました。
ずっと食べてみたかったんだ〜。
なるほど、おいしい、楽しい。
具が無くなるのと同時にチーズもちょうど無くなって、
すごい!量ってるのか!と妙に驚きました。


*2000年2月8日 「さらば我が愛−覇王別姫−」を観た*


レスリー・チャン多いですね、こういう役。男が男を好きになる。
「ブエノスアイレス」とかさ。
「さらば我が愛」は「京劇」が舞台になっていて、レスリー・チャン演ずる小豆子は女形。
京劇も女役は男の人がやるんですね。当時のシェイクスピアや歌舞伎と共通しますね。
映画はサーカスに売られるみたいに小豆子が京劇の一座に入れられてしまうところから始まります。
この子役もかわいいのよ。シンゴ君(SMAP)みたいな顔してます。
先にその一座にいた小石頭がお兄さん格で、彼にだんだんと心がひかれていきます。
2人は男役女役の名優と成長していきますが、小石頭が遊女の菊仙(コン・リー)と
結婚してしまうあたりから、グチョグチョなっていきます。
激動の時代を駆け抜ける3人。京劇そのものの存在もあやぶまれます。
背景となっている「文化大革命」は難しくてわかりませんね。価値観が一夜にして変わってしまうなんて。
でも、中国を舞台とする映画って独特の妖しさと激しさがあって、おもしろいです。
アジア映画がお好きな方、男が男を好きになるテーマがお好きな方(?)にオススメ。


*2000年2月1日 チョコは人のためならず*


もう500歩譲るよ。
クリスマスでも、ハロウィンでも、節分でも、お中元もお歳暮も、なんだってやって下さい。
もう文句は言いません。

だから、ねえ、バレンタインデーだけは廃止にしません?
お願いしますヨぉ。

社内義理チョコの文化、いつから始まったんでしょう?
私のいるところの男女比には差がありすぎます。
まわりはおじさんばっかりで、私のチョコ担当は10人強います。
出費と買いだしにかかる手間が、ものすごいプレッシャーとなってのしかかってきています。
「お徳用アルファベットチョコ」勝手に食べといてくれないかしら・・・。
ホワイトデーには何かしら帰ってくるんだしとか、
チョコで丸く収まるならいいじゃないとか、
どうしてもそんな気分になれないんですよねぇ。
はぁー。

「男と女」といえば、
お料理番組とかで、変なクリームたっぷりのとか、やたら甘い料理とか、へんてこりんなのに限って
「うーん、これは女性やお子さんに喜ばれそうですね」
ってコメントしない?
私がお子さんでも、たぶんそういうへんてこりんな味のものは嫌いだし、
女性としてもやっぱり甘ったるいのは好きじゃないんだけど、
差別だ、差別だー!って思っちゃうのは、へそ曲がり?
反対においしいものに対するコメントは、
「うーん、これはお父さんのお酒のつまみにも合いそうですねー」。
お父さんのお酒のためだけに料理作ってるんじゃないって。


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