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+++ シェイクスピアをぶっとばせ! +++
〜Roll Over Shakespeare !〜


どうぞ召しあがれ
  こんな緊迫感がなくていいのかっ?コックさんのモビが使いたかっただけか?手持ちの鶏肉に注目!

◆タイタス・アンドロニカス◆
※復讐が復讐を呼ぶ。娘を犯され、息子たちを虐殺された父親タイタスがとった復讐の最後の手段とは…。
  シェイクスピアの作品のなかでもっとも残酷な物語。犯人の名前を話せないように強姦した女性の舌を抜き、手首を切ったり、殺した人間の骨と血でパイを作りそれを食べさせたり。その残酷さから、これはシェイクスピア作ではないのではと疑う説もあるほど。
  ゴート族を征伐しローマに凱旋したタイタス・アンドロニカスが、新しい皇帝に先帝の長子のサターナイナスを選んだことがそもそもの悲劇の始まり。新皇帝サターナイナスはタイタスの娘を妃にしたいと言うが、娘はすでにサターナイナスの弟と恋仲ある。結局、新皇帝はゴート族の女王で捕虜のタモーラをめとるが、彼女は残酷な方法でタイタスに長男を殺されており復讐心に燃えていたのであった。
・主な登場人物
サターナイナス=故ローマ皇帝の息子、のちに皇帝
バシナーエス=サターナイナスの弟
タイタス・アンドロニカス=ローマの貴族、ゴート族征討の将軍
マーカス・アンドロニカス=護民官、タイタスの弟
アーロン=ムーア人、タモーラの愛人
タモーラ=ゴート族の女王
ラヴィニア=タイタス・アンドロニカスの娘

◎場面=ローマ、およびその近郊


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シェイクスピアの小窓