今回より登場、“プレイモビル劇場”。 ハムレット(右)と親友ホレーシオ(左)が王の亡霊を確認しているシーンを作ってみました。 一応、奥左はクローディアス、その隣がハムレットの母ガートルード、奥右端にはオフィーリアに登場していただきました。 |
追放されたが、実はイギリスには行っていなかったハムレット。帰国の途中で愛するオフィーリアの葬式の現場に出くわす。墓掘りと、骸骨を手にしたハムレットを再現。 |
◆ハムレット◆
※言わずもがな、悲劇中の悲劇、『ハムレット』。ハムレット前に父の亡霊が現れ、叔父への復讐を託す。狂気を装い、恋人オフィーリアにも本心を明かさず、悩みながらもひたすら復讐のチャンスをうかがう。
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父親が殺され、母親は喪中だというのに父の弟と2ヶ月後に再婚。そのうえ、父の亡霊が出てきて、父・先王の弟である叔父・現王に毒殺されたのだと言われ、ハムレットは父の復讐を誓う。 | 四大悲劇に分類されるうちの1作でもあり、シェイクスピアといえばコレ!と言わんばかりに超有名なこの作品は舞台でも映画でも数多く上演されています。名台詞も数え出したらキリがないくらいに散りばめられており、見所はたくさん。 なかでも特に有名なのは3幕1場の、 "To be, or not to be, that is the question." 福田恆存訳では「生か、死か、それが疑問だ。」、最近よく舞台で使われている小田島雄志訳なら「このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ。」。"be"を“状態を現す”意味でとるならこちらのほうがより劇の中でも自然な台詞のような気もしますね。ちなみに日本語訳の最初は、明治7年、ローマ字で訳され、「あります、ありません、あれは何ですか」だったそうな。
・主な登場人物 | クローディアス=デンマーク国王 ハムレット=先王の息子にして現王の甥 ポローニアス=内大臣 ホレーシオ=ハムレットの友人 レアティーズ=ポローニアスの息子 役者たち 道化2名=墓掘り フォーティンブラス=ノルウェー王子 ガートルード=デンマーク王妃、ハムレットの母 オフィーリア=ポローニアスの娘 ハムレットの父の亡霊 ◎場面=デンマーク |