◆冬物語◆
※前半は悲劇、後半は大団円の喜劇。
|
妃のボヘミア王との不倫を疑い始めたシチリア王は周りの者すべてが信じられなくなり、「アポロの信託」を聞かされてまでもまだその猜疑心は晴れない。妃は牢屋で娘を出産するが、不倫の子と決めつけ、ボヘミヤの荒野に捨てられる。 | 16年後、捨てられた赤子の姫は羊飼いに拾われ成長し、ボヘミア王子の熱愛を受けている。ボヘミア王はこの二人の結婚を反対するが、二人はシチリア王のところへ相談に行く。そこへボヘミア王も追いかけて到着し、羊飼いも来て、その娘こそが16年前に捨てられたシチリア王の娘であることが判明しハッピーエンドへ。許しと和解の物語。
・主な登場人物 | リオンティーズ=シチリア王 カミロー=シチリアの貴族 ポリクシニーズ=ボヘミア王 フロリゼル=ボヘミアの王子 ハーマイオニ=リオンティーズの妃 パーディタ=リオンティーズとハーマイオニの娘 時=説明役として ◎場面=シチリア、およびボヘミア |